小学生高学年の友達同士のトラブル事例 その9:怪我をさせた
お友達に怪我をさせてしまったトラブルは小さな頃からどうしても起こりますが、高学年にもなると力が強くなり、ちょっとした「やりすぎ」などが大きな怪我にも繋がってしまいます。
怪我をさせてしまった場合は小さなキズの場合はともかく、病院などに行くことになり学校から連絡が来て判明したなどのパターンが多くなりますね。
この場合の原因も本当に様々で、「ふざけあっていた事故」から「ケンカの発展」など、本当にたくさんのパターンがあります。
学校の方針にもよりますが基本的に大きな怪我をさせてしまった場合は相手の名前も聞けますし、学校で連絡を取り持ってもらえることもあります。
相手の連絡先を聞いたら、原因がなんであれ子どもに怪我をさせてしまったお詫びをまずは必ずしましょう。
そして怪我をさせられたと連絡があって相手の親から謝罪が合った場合、もちろん怪我の程度にもよりますが基本的に受け入れる姿勢も必要です。
よくあるトラブルとして「怪我をさせたあなたの家の教育が悪い!」など怒鳴り込むなどがありますが、子どもの意見を鵜呑みにし一方的な非難を浴びせて良いことはひとつもありません。
この行動も結局「親が子どもに人間関係に介入し、捻じ曲げている」行動にほかならないんです。
子どもは子ども同士、きっかけがケンカであれ偶発的な事故であれ、自分たちで解決しなければなりません。
それが将来の子どものためであり、親が感情的になってしまってはお手本すら見せられないことを覚えておきましょう。
このようなトラブルは発覚が先になることがほとんどなので相談先で悩むことはあまりないと思いますがやはり親同士や周りの親に愚痴を言うなどは基本的にNGで、どうしても相談したい場合は学校を頼りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
学校生活という集団生活において、些細なことがきっかけで起こるトラブルというのは尽きることがありません!
トラブルの解決を子ども任せにするのか?
親が積極的に関わって解決するべきなのか?
学校の先生に相談して解決してもらうべきものなのか?
その場面ごとに、見極めることがとても大切だと考えます。
早い段階で、“互いの考え方や自分と違う点”を理解できる力を育て、“イジメ問題”を引き起こすような子にならない!
また、そういった場面に遭遇しても、立ち向かえる子どもに育つことを信じたいものです。(^_^)V