十五夜のお団子を飾るために用意をするものとは?
まず、2023年の十五夜は、9月29日(金)です。
十五夜のお団子を飾る上で大事なものは、お団子をのせる台や、すすきの飾り、お団子は何個飾れば良いのかです。
まずは用意しなければいけないものを知っておきましょう。
知っておきたい十五夜の準備
1.台
本来は三宝(さんぽう)を用います。
三宝の上に白い紙を載せ、その上にお団子をのせます。
ない場合は、普通のお皿でも問題ありません。
2.お団子の数
準備するお団子は、十五夜の名にちなんで「15個」です。
新月を1日とする旧暦では、毎月15日が満月となるため、十五夜と呼ばれています。
3.すすきは必要?
古来より、月は神様として信仰されてきました。
十五夜は神様(お月様)に、その年の収穫の感謝を捧げるために始まったといわれています。
そこで、神様に稲穂に似たすすきを供えるという風習がついたそうです。
お団子の数も、すすきも、十五夜の大切なお供え物なんですね。
台だけはお皿でも良いようですが、できればお団子の数とすすきは揃えておきたいですね。
十五夜のお団子は家のどこに飾るのが良い? ベランダ?神棚?
十五夜の飾り方がわかれば、あとは決めた位置にお供えをするだけですね。
ここでも知っておきたいのが、お団子を飾る場所。
一体どこへ置いておけば良いのでしょうか?
お団子を飾る場所は…≪月から見える位置≫!!
十五夜はお月様に感謝を捧げる風習です。
「お供え」となると、神棚などに置きたくなりますが、お月様にお供え物が見えない位置では、お月様へのお供えになりません。
家の中で月が見える位置ならどこでもOKです。
お団子を置く位置は、ベランダでも家の窓辺でも、月が見えるところなら大丈夫なんですね。
テーブルを置いたりして少し高めの位置に供えるのが良いでしょう。