ベトナムの秋といえば中秋節!獅子舞・歌などベトナムの中秋節みどころまとめ!

中華圏では秋の大きな行事として「中秋節」という伝統行事があり、旧暦の8月15日が中秋節に当たります。


中秋節は中華圏の四大節句(旧正月・端午節・冬至)と合わせ、とても大切にされている日なんですね。


そんな中秋節はベトナムでも行われていて、ベトナムの中秋節は「節中秋」と呼ばれています。

これには「こどもの節句」という意味も含まれていて、ベトナムでは本来の「月を愛でる日」というより「こどものための日」となっているんです。


そんなベトナムでの中秋節、具体的にどのような行事なのか、他の国と違うところはどういうところなのかなど、ベトナムの中秋節について詳しく知っていきましょう!


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【ベトナムの秋といえば「中秋節」!どんな行事なの?】



最初にお話した通り中秋節中華圏の四大節句のひとつであり、その年の収穫や神様に感謝をする日であり、家族が集って過ごす日となっています。

日本では十五夜やお月見がこの日に当たりますが、お月見の日が祝日であったり家族で過ごすなんて習慣はないので、ちょっと驚きですね。


中国や日本では古くから月を愛でる風習が続いていて、ベトナムでも19世紀頃は祖先にお供えをする、宴会をしながら月を愛でるという習慣があり、お菓子や果物、灯籠や太鼓、銅鑼などで子どもたちも楽しんだそうです。


しかし現在ではこういった風習は見られなくなっていき、「こどものお祭り」としてどんどん変化していったものとなっています。

ベトナムの場合この季節はあまりお天気が良くない日が多く、月を愛でるには向いていなかったというのも変化の理由のひとつだと言われています。




【ベトナムの中秋節は「子どものお祭り」



現在のベトナムの方にとっての中秋節は「こどものお祭り」であり、伝統的な提灯もこども向けのかわいらしいものが多くなっています。

かつて春から夏にかけては農作業が忙しく親が子どもをあまり構ってあげられなかったことから、それを償うための日として始まり、定着していったそうです。


中秋節といえば提灯ですがベトナムの提灯は乗り物やキャラクターものなど子どもに向けた物が多く、小学校でも中秋が近づくと灯籠を持って学校へ行って遊んだり、お菓子がもらえたりします。


またそれぞれの地区が主催した子ども向けのイベントもたくさん行われ、中秋節の前夜になると子どもたちの歌謡ショーなどを見ることが出来ます。

「都市部で子どもが道路を歩くのは危険」ということで灯籠行列はあまり見られなくなったものの、たくさんのイベントがあるので十分楽しむこともできるんですね。


大都市では中秋節が近づくと「フォーロンデン」という灯籠を売る夜市が登場し、たくさんのお店が集まります。

左右にたくさん吊るされた販売されている灯籠を眺めながら歩くのは楽しく、また食べ物の屋台などもあり、雰囲気は日本の縁日と言ったほうが近いかもしれませんね。


【ベトナムの中秋節といえば獅子舞と歌!】



ベトナムには古代から獅子舞が伝わっていて、現在でも行事の際はもちろん、会社の開会式などでも公演されるほど人気なんです。

もちろん中秋節の際も人気で、道で踊りながら太鼓を打つ賑やかな舞で見に来た観客を楽しませています。


ベトナムの獅子舞



ベトナムの獅子舞には「The Earth God」と呼ばれる人が存在し、いつも獅子の前で笑っている覆面を被り、踊り回ります。

このThe Earth Godと獅子はどこへいっても幸せと幸運をもたらすといわれ、一緒にはしゃいでいる姿は人と動物の深い愛情を示しているんですね。


またベトナムの中秋節では歌もよく歌われていて、こちらもベトナムの中秋節ならではの内容となっています。

歌は子どもたちの笑い声、そして一緒に月明かりの下で楽しむ内容となっていて、獅子舞とともにベトナムならではの楽しさ、愛情の深さを感じられますね。


【ベトナムの中秋節は、中国本土や台湾・香港と祝い方は違うの?】



中秋節は中華圏の伝統行事ですので、中国や他の地域と台湾は同じなのか、変わっているところがあるのかも気になるところですよね。

中国本土では中秋節は祝日、香港でも中秋節の翌日が祝日となっていますが、香港は中秋節もお休みとしている会社などもたくさんあります。


ちなみに中国でも月餅を贈る習慣はあるものの、近年では月餅を一月以上前から配り、中秋節の頃になると月餅は食べ飽きてしまうなんて事態にもなっているそうです。


台湾では月餅のほかに文旦を食べたり周りの方に贈る風習、そしてバーベキューなどを家族で楽しむ風習があります。。

観光というよりは家族で過ごす日という印象が強く、街のあちこちで家族や親しい友人などでバーベキューを楽しんでいる姿が見られるのが特徴です。


香港では月餅のほかにサトイモやスターフルーツ、ヒシなどを買ってお祝いをする風習があり、アイス月餅など独自の進化を遂げています。

また夜には主要な公園で大小の灯籠を飾り、中秋節の気分を盛り上げるイベントもあります。


同じ月を愛でながら月餅を食べる「中秋節」、それぞれの国でちょっとずつ違っているのも楽しいですね!


【まとめ】

他の中華圏の国と比べるとかなり独自のものとなっているベトナムの中秋節ですが、月餅を食べる風習などは現在も残っています。

月を愛でることは減ったもののこどものための日であり、一年の中でも大切な日であることは変わりないんですね。


キャラクターものやかわいい灯籠など、ベトナムの中秋節ならではの楽しみもたくさんあるので、ぜひ機会があればベトナムの中秋節も見に行ってみてくださいね!

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