地鎮祭の準備の疑問 その2:お供えものは?
自分で用意する場合は、お供え物を揃えるのも大変なんです。
お供え物は全部で8つあります。
まず、一升の清酒です。
地鎮祭の最後に乾杯するためのお酒なので、好みのお酒を選ぶ方がいいでしょう。
次に1合の水と洗米後の1合のお米です。
さらに、ニンジン、かぼちゃ、大根などの野菜です。
鯛も一匹必要になります。海の幸としてお供えします。
海の幸の次は山の幸です。山の幸としては、果物が指定されます。
季節ものが一番ですが、無難にリンゴを供えるといいでしょう。
塩も1合必要です。これは土地を清める際に使います。
この塩を撒いてくれる場合とくれない場合がありますが、必要なものなので用意しましょう。
お酒や鯛の大きさにこだわらなければ、1万円以下で全部、揃うと思います。
ちなみに、お供え物は、地鎮祭後に参加者全員で頂くのがしきたりです。
その際には、焼かずに調理しましょう。
お供え物を食べることで神様のご加護を得られると言われています。
神饌(お供え物)について ―地鎮祭 上棟祭 新宅祭 神棚祭など―
地鎮祭の準備の疑問 その3:日取りはどうする?誰を呼ぶの?
基本的には、地鎮祭の日取りはいつでも良いとされているのですが、縁起の良い日を選ぶのが一般的です。
家を建てるのは、祝い事とされるので結婚式の日取りと同じで六曜の大安や友引を選ぶことが多いです。
さらに、十二直で「健、満、平、定、成、開」のいずれかが建築に良いとされているので、これらが重なる日を選ぶといいでしょう。
さらに、神主さんたち曰く、雨が降っている日が地鎮祭に適しているそうです。
「雨降って地固まる」という言葉から来ているようです。
これらが重なる日はベストですが、家族が全員揃うことができる日を選ぶのが一番ですよ。
参加者ですが、新築費用を出してくれているのであれば、両親や兄弟も呼んでもいいでしょう。
神主さんと設計士さん、業者の責任者、そこに住むことになる家族、建築作業にかかわる業者さん たちなどがいれば十分です。
外の人も多くなると思うので、その後の宴会場をおさえておくのも大切ですよ。
地鎮祭の相場は?やった方がいいの?
まとめ
簡略した地鎮祭を行うことが多いと思いますし、自分で用意する場合は特にそうなると思います。
その場合は30分程度で終わることもありますし、その後の宴会もなしにする場合が多いので、お金をかけないようにすることを念頭に置いて準備してもいいでしょう。
きちんと地鎮祭ができない場合は、氏神様を祀っている神社に参拝したり、更地の状態で家族で手を合わせておくといいでしょう。