日光の4月といえば「強飯式」!どんな行事?読み方や由来は?

スポンサーリンク



日光輪王寺で毎年4月に行われている独特の行事「強飯式」をご存知でしょうか。


お寺で行われる「強飯」……言葉だけを聞いても、どんな行事なのかあまり想像がつかないですよね。


強飯式は日光だけに伝わっている独特の行事で、簡単に言うと「無理やりご飯を食べる行事」なんです。


もちろんこれだけではどんな行事なのかさっぱり分かりませんので、今回は日光の強飯式とはどんなものなのか、詳しくチェックしてみましょう!


スポンサーリンク

【日光の4月といえば強飯式!読み方は?どんな行事?】



日光で4月に行われる強飯式ですが、これは「ごうはんしき」と読みます。


名前の通り「ご飯を食べることを強いる儀式」であり、ご飯を残さず食べろと強いられながら食べる、これだけ聞くと不思議な行事なんですね。


強飯式で食べる人のことは「頂戴人」といい、古くからこの儀式を受けた人は「七難即滅、七福即生の現世利益疑いなし」と言われていました。


江戸時代頃には身分の高い人、例えば将軍家の名代や10万石以上の大名が積極的に参加していたんですね。


現在は基本的に僧侶が頂戴人をつとめることになっていますが、過去はこの儀式に参加することが藩の名誉でもあったんです。


強飯式をさらに遡ると始まりは平安時代になり、当時山で修行したあと、お供え物を持ち帰って里の人達にも分けたことからはじまったと言われています。


現在でも多くの方が参加、もしくは見学に訪れる「縁起ある」と言われている人気行事であり、毎年多くの方で賑わっています。


そんな強飯式、以前は5月に開催されていましたが現在は毎年4月に行われることになっています!


◎開催概要


開催日:4月2日


時間:第一座/11時 大二座/14時


場所:日光輪王寺本堂/大護摩堂




【強飯式のご祈祷方法は?】


強飯式のおおよその概要、そして詳細は分かりましたが、どのような雰囲気なのかは文章だけでは分かりにくいので次の動画もぜひご覧ください。


古式ゆかしく強飯式 日光山輪王寺



強飯式のスケジュールはおおよそ以下のようになっていますので、行く前に流れを把握しておくと分かりやすいです。



1:三天合行供・柴燈大護摩供……お経、そして護摩が焚かれて開始となります。


2:強飯頂戴の儀……まずはお神酒を「飲み干せ!」と言われ、その後菜膳が並び、さらに巨大なお椀のご飯を「1杯、2杯にあらず!75杯を残さず頂戴しろ!」と言われる儀式です。


3:縁喜がらまき……強飯頂戴の儀が終わったのち、舞台から参拝客に向かって縁起物が撒かれる行事が行われます。


普通のお椀でも75杯なんて想像がつきませんが、動画のお椀で75杯……確かにこれは、ぜひ一度実際に見てみたいと思わせてくれますね!



ちなみにご祈祷料ですが


参観料金(祈祷料):3,000円


授与:しゃもじ型御札、福米


となっています。


縁喜がらまきは子ども席も用意があり家族連れにも安心ですので、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか!


ご祈祷の申し込みをすると大護摩堂に入って強飯式を参観することができ、申し込み受付は当日行われています。


誰でも気軽に強飯式のご祈祷を申し込むことができるので、ご都合があえば当日でも大丈夫ですよ!


【強飯式と「ごはん」の関係は?福米の食べ方は?】



強飯式のはじまりはお供え物を里の人にも分けたところからという通り、強飯式のご飯を食べるというのは縁起が良い、更にその福を参加者に分けてくれる「縁喜がらまき」によって福を授かるという意味があります。


ですから強飯式に参加するといただける御札はしゃもじ型ですし、ご飯……福米もいただけるんです。


この福米は家に持ち帰り、食事の際に家族で食することによって福を得られると言われています。


保存方法としては基本的な精米と変わらず、せっかくの縁起物ですからその日の夕食のご飯と一緒に食べるのも良いですね!


またしゃもじ型の御札には五色の帯があり、それぞれ「健康運・家庭運・財産運・事業運・除災運」の意味を表しています。


仏壇や神棚など高いところに飾るのが一番良いとされていますので、家庭内の見える高い場所に飾っておきましょう!


【4月初旬の日光の気温は?服装の正解は?】



「日光は寒い」と聞いたことがある方も多いかもしれませんが、日光は関東といえど東京より気温が低く、寒い地域になります。


4月の日光の気温は低い日で10℃以下、下旬になっても16~7℃なので、想像より寒いと思っておいたほうが安心ですね。


服装としては春だと油断せず防寒対策をしっかり行っておくこと、とはいえ暖かい場にも備えて重ね着などで調節しやすくしておくとより安心だと思います!


日光へ行く場合は基本的に電車か車になり、関東からは乗換なしに行くことが出来る電車や新幹線など、スケジュールに合わせてとても行きやすくなっています。


各日光駅からは徒歩かバスになりますが、行きが基本的に上り坂になるので行きはバスに乗り、帰りはゆっくり散策しながら徒歩で、というのが最もおすすめですね。


車で行く場合は最寄りインターチェンジが「日光インターチェンジ」になり、駐車場も何ヶ所かあるのでよほどの日でないかぎりは普通に停められると思います。


とはいえ混雑の可能性ももちろんありますので、遊びに行く人数や子どもがいるかどうか、また何時まで遊ぶかなどスケジュールに合わせて電車と車、動きやすいほうを選ぶのが一番ですね!


【まとめ】

日光の強飯式は日光独特の行事であり、またその珍しさから「奇祭」と分類されていることもあります。


しかし歴史も長く縁起も良い行事としての人気は高く、ぜひ一度ご自分の目でご確認していただきたい魅力に満ちています。


ぜひ今年の春は日光へ、そして独特の行事「強飯式」をゆっくりご覧になってくださいね!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です