現役看護師時代にやっておけばよかった後悔!その1:スキルを磨く
看護師として働いている以上、スキルを磨くのは当然のことなのですが…。
ここでいう『スキル』とは、キャリアアップのこと。
実際私は現役時代、感染管理か手術看護の認定を取らないか?と看護部長に言われたことがあります。
しかしその時の私は、病棟の教育委員で業務以外に多くの研修を受けていたし、プライベートの時間を削っていて疲弊していたために、認定を取ることに対して非常に消極的でした。
「近々退職を考えているので、私が認定を受けても皆さんに還元することはできません。」ときっぱり答えてしまいました。
看護師を辞めた今となっては、「なぜチャンスを活かさなかったのだろう?」と時々悔やむこともあります。
今後、再び看護師として働いたとしても、あのようなチャンスは巡ってこないでしょう。
上司からスキルアップのオファーを受けた場合は、私のようにすぐに断ることはせずに、
今後どのような看護師になりたいのかをじっくり考えて答えを出すといいですよ。
現役看護師時代にやっておけばよかった後悔!その2:学会、研修会に積極的に参加する
私は現役時代、ある意味向上心がない看護師でした。
日々の業務に対して妥協はしない、とにかく勤務時間内は一生懸命頑張っていたのですが、一旦勤務時間を過ぎると…。完全にスイッチが切れるんですね。
学会や研修会は興味がない限り、自分のためだとわかっていても嫌で嫌でたまりませんでした。
特に結婚して子供が生まれてからは、家庭を理由にほとんど断っていました。
本当は『面倒くさい』だけだったのですが…。
退職してから手術室で働く友人と食事をする機会がありました。
退職して特に何もすることもなく、家でのんびりと過ごしているという私に対して友人は、「羨ましいなぁ。」と言いながらも、先日参加した学会の話を始めました。
「○○県の手術室の方と話した。同じ悩みを抱えていたよ?その病院ではね…。」「各業者のブースでは…。」と目を輝かせて話しだしたのです。
それを見たとき、なぜか羨ましくなったんですね。
あれほど面倒くさかったのに。
「もう参加できないんだ」と思うと余計に行きたくなる。
次に働いた時に手術室で働けないかもしれない。
やっぱり手術看護は好きだったな…。としみじみと考えてしまいました。
その現場にいる時は気が付かない自分の気持ちってあるんですね。
もしも、復職した時にこのような機会に恵まれたのなら、積極的に参加して刺激を受けてこようと思います。
皆さんも働いている今だからこそ、学べることを忘れないでくださいね!