でも・だってが口癖な新人や後輩にはどうやって指導をしたらいい?

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皆さんはD言葉をご存じですか?
「でも」「だって」「だけど」などのアルファベットで書くとDから始まる言葉のことを言います。

誰かと話している時、D言葉で返されたら…。
イライラしますよね。
私は以前、指導をしてもD言葉が連発する職場の後輩に対して、かなり不快感を持っていました。「教えてもらう気あるんか??」ってね。


しかし、この後輩に対して、ある対応を続けていると…。
D言葉を使わなくなったんですよ!


今回、元看護師ライターかなさが、その後輩とのやり取りの経験をもとに、
D言葉を使う人に対する対処法を紹介します!


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でも・だって・だけど が口癖な後輩や新人、、、どういう心理なの?


まず、D言葉が口癖の人の心理を考えてみましょう。
D言葉の後に続く言葉で思い浮かぶものってなんですか?


そうですね。でも、私には無理だと思います。
だって、時間が無かったから…。
などと、ネガティブな言葉ではないでしょうか?

そう、D言葉を多用する人は、ネガティブ思考の人が多いのです。


他には、

・自分に自信がない。

・自己中心的で幼稚な思考。

・素直になれない。言い訳ばかりする。

・無責任で常に責任転嫁しようとする。

このような心理・特徴があげられます。


きっと自分でも知らないうちに口癖になっているのですね。



でも・だってが口癖の新人への指導方法・対処法 その1:相手に考えさせる


以前、私が後輩指導をしていた時の話。


私:「Aさん、患者さんの看護計画を立てるから、しっかりと情報収集しておいてね。」
Aさん:「(情報収集は)カルテだけでいいですか?」
私:「何を言っているの?患者さんと話して直接情報とっておいて。」
Aさん:「でも、あの患者さん、何も話してくれないですよ。」
私:「そうなの?私にはいつも笑顔で接してくれるわよ?」
Aさん:「だって、それは先輩だからですよ。私に対しては不愛想なんです。」


ここまでは、よくある新人看護師と患者さんのコミュニケーション問題ですが、Aさんは常にD言葉で嫌なことから逃げようとしていたので、
私はある対応を取りました


私:「じゃあ、どうしたら話が出来るようになるんだろうね?」
私:「自分で考えないと、ずっと問題は解決しないよ。

Aさん:「・・・・。」
その日、あえて看護計画は立てませんでした。


翌日、Aさんが私のもとへやってきて、
不愛想だからって避けていたら、いつまで経っても状況は変わらないですね。そんな私の気持ちが患者さんに伝わっていたのかもしれません。すみませんでした。」と、言いました。


その日、Aさんは不愛想だと言っていた患者さんに笑顔で話しかけ、しっかりと情報収集をしていました。


このように、自分自身を客観的に見られるように考えさせることで、仕事上支障が出ていることをわからせた結果、逃げずに対応することが出来るようになりました。


でも・だってが口癖の新人への指導方法・対処法 その2:共感して、いいところを褒める


手術室に勤務していた時にも、D言葉連発の後輩がいました。


翌日に担当する手術を伝えると、
Bさん:「分かりました。でも、この手術経験ないんですよね。」

私:「手術室に来てだいぶ経っているけど。なんで言わなかったの?」
Bさん:「だって、プリセプターが管理していると思っていたから…。」

私:「そんなの、自分から言わないとダメでしょう?」
Bさん:「…すみません。」


この時点で、未経験の手術につけることを止めても良かったのですが、
私:「Bさん、手術介助の自信がないのね。
  私はBさんはいつも上手に介助していると思うよ?
  もっと自信持ってもいいと思うな。

Bさん:「分かりました。やってみます。フォローお願いします。」
私:「OK!手術の予習、しておいてね!」


このように、D言葉を使う人は、自分に自信がない人が多いので、実は周りから高い評価を受けていても、それを耳にしない限り自信が持てないのです。


だから、時には相手に伝わるようにしっかりと褒めてあげて、その人に自信とやる気を出させることも大切です。


でも・だってが口癖の新人への指導方法・対処法 その3:D言葉で対応する


一度、D言葉を連発する後輩に対して、私もD言葉で対応していたことがありました。


後輩に「あの店美味しいですよ。」と言われても、「美味しそうだね。でも、場所が悪いね。」とか、手伝ってほしいと言われても、「今は無理。だって私、やらなければならないことがあるから。」とか。


どんなに考えさせても褒めても、D言葉が治らない後輩に、言われる側の気持ちを知ってほしかったんです。


すると、後輩が他の同僚に「かなささん、最近感じ悪いんだよね。」と話していたらしく。いつもD言葉で返してくる私に不快感を持ってしまったようでした。


しかしその時の同僚の返しが良かった!
それ、あんたじゃん。かなささん、わざとでしょ?私には言わないもん。
と言ってくれたのです。(良くわかっている!!)


その後、D言葉連発の後輩は、意識的に使わないように頑張っている様子が見られました。これは究極の方法で、相手に伝わるかはある意味「賭け」ですが、うまくいけば効果は抜群です。


【まとめ】


「でも」「だって」が口癖の人の心理・特徴としては、

・自分に自信がなく、常にネガティブ思考の人
・自己中心的で幼稚な思考。
・素直になれない。言い訳ばかりする。
・無責任で常に責任転嫁しようとする。

ということがあり、このような人に指導をするのは本当に大変です。


指導法としては、

1. ネガティブな思考になっている原因を考えさせる。

2. 時には褒めて、自信をつけさせる。

3. D言葉で対応して、周りに与える影響をわからせる。

ことが効果的で、それによりD言葉を使わなくなった後輩が何人かいました。


ネガティブな人と話していても嫌な気分になるし、あまり関わりたくないなと思ってしまいますが、このような成果を出すためにあえて避けずに接することで、お互いに意見を言い合える人間関係を築いておくのも大切ですね。

これらの点を意識しながら、指導頑張ってください!

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