国府宮はだかまつり2018のみどころは?神男は誰?どうやって決まる?

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様々な時期や場所で祭りが開催されてますが、その中でも珍しいものとして目立っている「国府宮はだかまつり」をご存知でしょうか。


名前の通り裸……ではなく、裸に近い格好で参加する「はだかまつり」ですが、国府宮はだかまつりの開催時期はなんと冬なんですね。



普通に過ごしていても外に長時間いたくないと思ってしまう時期に裸で行うお祭り、どんなものなのか興味がわいてきますよね。

国府宮はだかまつりならではの特徴も含め、来年2018年に行われる国府宮はだかまつりの見どころなどもチェックしていきましょう!


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【愛知県の2月といえば!「国府宮はだかまつり」!】



まず最初に知っておきたい来年……2018年度の国府宮はだかまつりの開催日程ですが、はだかまつりは毎年旧暦のお正月、13日に開催されることになっています。


つまり2018年は


2月28日(水)


となりますね!


また国府宮はだかまつりは当日だけではなく、その前後11日を使う大きな行事なんです。

簡単に説明していきますので、国府宮はだかまつりの大掛かりなスケジュールを軽く把握していきましょう!


2月17日に儺追神事が行われますが、「儺追(なおい)神事」とははだかまつりの正式名称のことです。

この日は「儺追神事」そして「年月日」を書いた2本の柱(標柱)を建てる日なんですね。。

「この場所・この日時で国府宮はだかまつりを開催する」というお知らせでもあり、これがはだかまつりの始まりになります。


またこの日に神男(儺負人)を決める儀式も行われ、志願する男性の中からおみくじで神男が決定されます。

おみくじとは言いますが神聖な儀式であり、後ほどお話しますが神男に選ばれるためには様々な条件をクリアする必要があります。


そして21日に大鏡餅餅米洗、翌日22日に大鏡餅餅搗(もちつき)があり、25日には神男が親族に見送られながら儺追殿に入って三日三晩身体を清めます。


26日には宮司が餅搗、そして飾り付けを行い、27日にはお祓いをして奉納のパレードを行います。

その後庁舍神事と呼ばれる「一宮真清田神社」「二宮大懸神社」「三宮熱田神宮」「総社尾張大國霊神社」の神様を招いて天下泰平、悪霊退散、五穀豊穣を祈る前夜祭が行われます。


はだかまつりが終わったあとも3月1日に「夜儺追神事」が行われ、お祓いを終えた後大鏡餅を切り分けて一般の人に配る「大鏡餅餅切始」がはじまります。

4日には儺追神事の終幕である「的射神事」、11日になおい茶会というお茶会が開催されてはだかまつりが終わりとなります。


こうしてみると国府宮はだかまつりは日程も長く、大掛かりで大切な神事であることもよくわかりますね!


はだかまつりの歴史はなんと1200年以上まで遡り、称徳天皇の命令により厄払いが行われたことがきっかけとされています。

今のはだかまつりの形になったのは江戸時代のことで、はだかまつりの特徴である「裸の男性がもみ合う」という形式はここから始まりました。


国府宮の御祭神は「尾張大國霊神」という尾張地方の國霊神であり、1200年以上の長い歴史も合わさって地元の方にとっても大切な総鎮守神、そして農商業や厄除けの神様として

信仰されています。

はだかまつりにも毎年参加している方が多く、国府宮、そしてはだかまつりがどれだけ愛されているかがわかりますね。


そんな国府宮はだかまつりですが、来場者はなんと20万人とも言われるほど多く、見に行く場合はできるだけ余裕を持ったスケジュールを考えておきましょう!




【国府宮はだかまつりといえば「神男」!】



先程から何度かお話している厄を引き受ける「神男」、一体どういったものなのか気になりますよね。


神男は毎年4人の志願者からくじ引きで決める方式で決定されますが、厄を一身に背負うため、「神男に触れると厄落としができる」と言われています。

はだかまつりの激しいもみ合いはこのために発生し、神男はかつて神男を務めた人で構成される

鉄鉾会」に守られ、ゴール地点「本殿」まで向かうんですね。

鉄鉾会はちょっとでも神男に触れようとする裸男たちに冷水を浴びせて追い払い、神男を本殿まで誘導するのが仕事になります。


スケジュールを再確認すると分かりますが、神男となった場合は三日三晩身を清める必要があるなど、一週間ほど完全に身動きが取れなくなります。

ですから「社会人はなかなかなれない」という風潮もありますが、社会人が選ばれたこともあるので周囲や会社の理解次第でもあるんですね。


神男は身を清めて厄を一身に受け、厄災を搗きこんだ土餅を背負って境外に追い出され、家路に着く途中で土餅を捨てることになります。

この捨てた土餅が神職の手によって埋められることで、「土の中に罪穢悪鬼を還す」んですね。


選ばれ方は憶測もあるもののまず最初に「一週間ほど会社を休むことになる」ので実は事前にほとんど決まっている、推薦がないと神男になれないなどとも言われています。

これだけ大掛かりでありながら神事ですので謝礼なども聞いたことはなく、よほどやる気のある地元の方でないと厳しいのかもしれませんね。


【国府宮はだかまつり初心者向けみどころ3選!】



国府宮はだかまつりについて一通り知ったところで、当日どれが見どころなのかも事前にチェックしておきましょう!


◎見どころ1:鏡餅

国府宮はだか祭り・奉納大鏡餅



国府宮はだかまつりの特徴でもある大鏡餅の奉納ですが、この鏡餅は餅米50俵、重さ4トンの、おそらく日本最大の鏡餅になります。

その大きさはトラックにしっかり飾り付けられた大鏡餅を見るだけでも実感することができるので、ぜひ動画だけではなくご自身の目で見てくださいね!


◎見どころ2:裸男もみ合い

尾張大國霊神社 平成29年 国府宮はだか祭 ”神男もみ合い”



国府宮はだかまつりを見に行くならやっぱり最も盛り上がる神男に触れようとするもみ合いは見ておきたいところですよね!

熱気によって冷水をかけられているにかかわらず湯気でもやが立ち込めているようにすら見え、たくさんの裸男が神男に触れようともみ合います。

動画で見ているだけでもものすごい熱気ですが、ぜひもっと近くで、ご自身の目ではだかまつりの熱気を味わってみてくださいね!


◎見どころ3:なおい笹奉納

国府宮はだか祭 大鏡餅大里西奉賛会 なおい笹の奉納2017.02.09



もみ合いの迫力ももちろん見どころですが、裸男たちの行事はそれだけではなく、なおい笹の奉納などもぜひしっかり見ておきたいポイントです。

寒空の下なおい笹を奉納している姿を見るだけでも寒くなりそうですが、それ以上の熱気によってこちらも盛り上げてくれますよ!


【国府宮はだかまつりだけじゃない!全国のはだか祭り紹介!】



はだかまつりは決して国府宮独特のものではなく、日本全国ではだかまつりは開催されています。

他にはどのようなはだかまつりがあるのか、軽くチェックしてみましょう!


◎大原はだか祭り

秋頃に開催される大原はだか祭りは、千葉県のいすみ市で毎年開催されています。

こちらのはだか祭りでは十数基の神輿が海へかつぎこまれてもみ合う「汐ふみ」が大きな特徴となっています。

もみ合ったあとは神輿との別れを惜しむ「大別れ式」があるなど、最初から最後まで情熱あふれるお祭りなんです。


大原はだか祭りは正直に言うと以前は「地元の方にとっては大切な、全国的にはマイナーなお祭り」という印象でした。

しかし千葉国民体育大会の本大会に出場してからは一気に名前が広がり、現在ではかなりの脚光を浴びています。


◎会陽はだか祭

会陽のはだか祭は岡山県の西大寺で行われているお祭りで、行事はなんと当日から3週間も遡ったところから始まります。

開催はやっぱり真冬……2月頃で、奈良時代から行われている伝統ある行事となっています。


当日は「宝木」の争奪戦が開催され、こちらでも裸で激しくもみ合う姿を見ることができるんですね。

またこの姿を見つめ御福にあやかろうと参拝者も多く訪れ、境内を埋め尽くすことになります。


会陽のはだか祭もやっぱり「男の祭り」ではあるのですが、女性も水垢離をする、会陽太鼓を打つなど活躍の場があるのも特徴です。

また裸男の当日飛び入り参加も可能というハードルの低さも嬉しいところで、観覧席もあるので非常に大きな盛り上がりを堪能することができますよ!


【まとめ】

国府宮はだかまつりの大掛かりなスケジュール、そして歴史を紐解いていくと他のはだか祭りと同じようなところ、違うポイントなどの特色も見えてきて、本当に面白いですね!


寒い季節ではありますが、見ているだけで熱くなれることも間違いないのがはだか祭りでもあります。

興味を持たれた方は、ぜひ一度国府宮はだかまつり、またお近くのはだか祭りに行ってみてくださいね!

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