9月の鎌倉といえば!鎌倉御霊神社面掛行列!どんな行事?
鎌倉御霊神社面掛行列(めんかけぎょうれつ)と言えば「9月」というイメージですが、明治時代の神仏分離までは鶴岡八幡宮の放生会と同じ、8月15日に行われていました。
お面をかぶった男性が練り歩く行事で、現在は毎年9月18日の例祭で行われます。
今年の面掛行列の日程、場所については以下のようになっていますので、毎年恒例ですがチェックしておきましょう!
日時:2023年9月18日(月・祝)
例祭典 正午
鎌倉神楽 13:00
面掛行列 14:30頃~15:30頃 ※面掛行列については雨天中止
場所:鎌倉御霊神社(神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9)
面掛行列は県の無形文化財にも指定されており、またの名を「はらみっと行列」とも言います。
笛や太鼓のはやしの後に白いのぼり旗の竹を担いだ白装束、藁草履履きの少年、天狗の面をかぶった猿田彦・獅子頭、爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・翁・火吹男・福禄寿・おかめ・産婆という順番で行列が行われます。
最後の2人も男性が女装して歩きますので、面掛行列は全て男性が行うものです。
その昔、源頼朝が村の娘をかわいがり、力を持った娘の一族が頼朝の外出に側仕えし、その際顔を見られないようにお面をつけたのがこの行列の発祥だとも言われています。
普通の行事と雰囲気も違ったコミカルな雰囲気も漂うこの面掛行列は、地元の方にとっても盛り上がるお祭りで、子どもから大人まで参加します。
日頃静かな神社もこの日は人混みで賑わうほど人気も高く、季節柄また暑さ対策もしっかりしておいたほうがよさそうですね。
アクセス情報
公共交通機関:江ノ島電鉄線 『長谷駅』徒歩6分、『極楽寺駅』徒歩10分、『由比ヶ浜駅』徒歩13分
鎌倉市/御霊神社 関連ホームページ:
鎌倉御霊神社面掛行列のお面の意味は?
面掛行列の最大の特徴でもあるお面ですが、もう一度おさらいすると、お面は「爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・爺・火吹男・福禄寿・おかめ・産婆」の種類があります。
どんなお面なのかは動画で実際に動いているところを見るのが一番だと思いますので、まずは次の動画もチェックしてみてください!
奇祭!面掛行列、鎌倉・御霊神社/神奈川新聞(カナロコ)
顔を見られないようにお面をつけたのが発祥と言われていますが、この特徴的なお面はお祭りのとき以外は境内にしまわれており、見物料を払うことで見ることもできます。
つけている状態、お面だけの状態それぞれでまた雰囲気も違うと思いますので、機会があればぜひまた違うタイミングでお面も見学に行ってみてくださいね!