糸満ハーレー(ハーリー)2017年のプログラムとみどころを地元民が全力紹介!

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沖縄県は海で囲まれている島のため、海のイベントがとても多いです。その中の一つ、沖縄本島最南端にある糸満市で毎年行われる、海の男のお祭りが「糸満ハーレー」です。毎年旧暦の5月4日に行われる「糸満ハーレー」ですが、旧暦にこだわるのは、神事を重んじ海人(ウミンチュ)と言われる漁師の文化を大事にしているからなのです。

海を舞台にして男たちが熱い戦いを繰り広げる「糸満ハーレー」。そこで今回は、糸満ハーレー(ハーリー)2017年のプログラムとみどころをご紹介したいと思います。

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【沖縄の6月といえば!「糸満ハーレー(ハーリー)!」どんなお祭り?】

糸満ハーレーは、糸満市の漁師達が「大漁」と「航海安全」を祈願する伝統のあるお祭りです。お祭りでは、木製の手こぎ船の競争「御願バーレー」「青年バーレー」「アガイスーブ」などがあり、地域の誇りをかけて競います。

糸満では3カ所(糸満ハーレー、名城ハーリー、喜屋武ハーリー)でハーレーが行われますが、一番歴史が古いのがこの糸満ハーレーです。糸満市では他の地域が「ハーリー」と呼ぶのに対して、本来の名称である「糸満ハーレー」と呼んでいます。

日程

2017年5月29日(月)(旧暦5月4日) 競技開始 10:00~

概要

糸満ハーレーは、現役漁師たちによる「御願バーレ」で幕が開き、「青年バーレ」「クンヌカセー」終盤の「アガイスーブ」と続きます。その他一般参加が可能な「アヒル捕り競争
のイベントがあります。

漕ぎ手が着ている伝統衣装を「ハーレーギン」といいますが、「ハーレーギン」の背中の丸が、中学生はドーナツ型、青年バーレは丸がひとつで、それ以外は丸印が縦に2つになっています。丸印で成長の段階が分かるのです。

場所

糸満漁港中地区

来場人数

毎年3万人以上

アクセス

那覇空港より車で約20分。那覇バスターミナルから路線バスで約1時間(89番、33番、46番乗り場から「糸満行き」に乗車し「糸満ロータリー」で下車徒歩3分)

交通規制

会場の糸満漁港中地区の周辺道路では、毎年9:00~16:00まで交通規制があります。

駐車場

「糸満漁港北地区」と「糸満市役所」などに臨時駐車場が設置されます。
それぞれの臨時駐車場から会場までは、シャトルバスが利用できます。徒歩でも約7分です。

ハーレーの意味は?

「ハーレー(ハーリー)」の語源は、中国語で「爬龍(はりゅう)」を読んだもので、竜の意味だそうです。「ハーリー」で漕ぐ舟は竜の頭をかたどった舟なので、爬龍船と呼ばれます。「ハーリー」はそこから来たものですね? 沖縄ではハーレーは、豊漁や海の安全を願って行うお祭りのこと指します。

動画「糸満ハーレー2016-6-8」


<問い合わせ>
糸満ハーレー行事委員会 TEL 098-992-2011
糸満市役所 商工観光課観光振興係 TEL 098-840-8135


【糸満ハーレー(ハーリー)といえば、「アガイスーブ」が超盛り上がる!】

「糸満ハーレー」はハーレーの中でも独特の競技があるお祭りです。その競技「アガイスーブ」は糸満市の西村、中村、新島の3つの村で争う競漕です。見どころは、2,160mと長距離戦なので、他の競漕より倍以上の距離があり、最初トップにいても、途中で力尽きて逆転されるという事がおおいにあるので、観覧者はハラハラドキドキです!

アガイスーブ(上イバーレー)とは?

歴史が長く、最も盛り上がる「アガイスーブ」は上がりの勝負という意味です。最も力のある漕ぎ手たちが選抜されるレースで、この競漕に勝てば、最高の名誉となりますので皆が必至です。ガチンコ勝負です!

動画「2016糸満ハーレー『アガイスーブ』を制し総合4連覇!西村チーム H28.6.8」

どんなルールなの?

糸満ハーレーは村対抗で行われます。漁師たちは古い時代の集落である西村、中村、新島に分かれてハーレー舟に乗り込み、チーム対抗で競漕を行います。ハーレー舟に乗るのは、漕ぎ手10名、舵取り1名、鉦打ち1名の計12名です。

レース前には、村舟と呼ばれる港内の豪華な舟の周りを、ハーレー歌を歌いながら左回りで三周する儀式をしてからスタートします。

観戦の楽しみ方

糸満ハーレーの中で最も盛り上がるのは、最後の競技でもあるアガイスープです。村一番の強い漁師たちがガチンコ勝負をします。これに優勝するとチームの得点が大きく変わり、順位により競技の総合優勝が決まってしまいます。これで勝負がつくのですから、応援にも力が入りますよね?

掛け声は?

港を囲むテント内では、たくさんの人たちが、「パーランクー」という手持ちの片張り太鼓を打ち鳴らしながら、「ハーイヤッ!」の威勢の良い掛け声で応援します!

【地元民がおすすめする!「糸満ハーレー(ハーリー)」のみどころ3選!】

糸満ハーレーのも見どころは、大人気の「「アガイスーブ」だけではありません。見どころを3つご紹介します。

1. 海人の技が見られる「クンヌカセー」

「クンヌカセー」は、レース中にサバニ(舟)に乗る漕ぎ手たちが、一斉に海へと飛び出し、わざと船を転覆させるのです。素早く船を起こし、船の中に溜まった水をかき出し、全員が早く乗り込まなければならず、漁師の技術や知恵が試されるレースです。

普通にスピードを競うだけのレースでないところが、このレースの面白いところで、見ていてワクワク感が楽しめますね。小舟は海が荒れると転覆してしまう恐れがあり、日頃から訓練をしているらしく、それを競技にしたのが「クンヌカセー」です。地元民は「クンヌカセーが一番楽しい!」「クンヌカセー凄いな!」と楽しんでいます。

動画「2016糸満ハーレー 「転覆競争編」」


2. 御願(ウガン)バーレー
御願(ウガン)バーレーは、現役漁師が各村の名誉のために競い合うレースです。当日は、早朝から山巓毛(サンティンモー)という字糸満の中央にある丘で、御願が行われます。御願が終了すると、御願バーレーの始まりの合図があり、855メートルのレースがスタートします。

レースが終わると、字糸満の氏神の白銀堂で結果報告と、それぞれの村のハーレー歌を奉納します。みんな自由に歌い踊るさまは、まさに沖縄らしい儀式ですね?

動画「糸満市ヒーロー課 エイトマンが案内する『糸満ハーレー』  Part3 御願バーレー優勝報告(白銀堂にて) 」


3.一般参加「アヒル取り競争」
お祭り中、一般参加があり盛り上がるのが「アヒル取り競争」です。海に投げ込まれた、アヒルやボール(後でスイカや真鯛と交換できる)を取るイベントです。参加は小学生から大人までで、お祭り観覧者の飛び入りもあり、アヒルを取れたら、商品として持ち帰れます。

ただし、このイベントには「アヒル虐待ではないか?」と賛否両論があり、署名活動も行われているので、今後どうなってしまうのかはわかりません。

動画「2016 糸満ハーレーアヒル取り競争」

【ハーレー(ハーリー)といえば糸満だけじゃない!】

ハーレーは糸満だけのお祭りではありません。ハーレーは沖縄の漁師文化として、受け継がれています。5月、6月は沖縄のあちらこちらでハーレーが行われます。地域によってはレース以外のイベントも盛りだくさんです。糸満ハーリー以外のハーリーをご紹介します。

地区によっては、旧暦の決まった日ではなく、多くの見物客が来やすい、週末に開催する地区もあります。

那覇ハーリー

「那覇ハーリー」は沖縄のハーリーの中でも最大規模のお祭りです。那覇ハーリーの舟はとても大きく、全長14.55m、重さ2.5トンの3隻の舟を使います。それぞれの舟に漕ぎ手32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗持ちなど6名の合計42名が乗り込みます。糸満とは舟の規模がだいぶ違うようですね?

また夜は20:40~21:00まで、3日間トータルで2,000発の花火が打ち上げられます。スケジュールは毎日変わり、ステージイベントなどもたくさんあるようです。

<日程>2017年5月3日(水祝)~5日(金祝)
<場所>那覇港新港ふ頭

港川ハーレー(港川ハーリー)

港川では糸満同様に、ハーリーをハーレーと呼びます。レースは川の河口で行われるので、他のハーリーとは違った趣が感じられます。糸満ハーレーとの大きな違いは、「女性対抗レース
があることと、「ガーエー(威勢付けの応援合戦)
があることですね。長くは、港川集落の伝統行事でしたが、現在は町内外から参加できます。

<日程>2017年6月8日(水)

<場所>八重瀬町港川漁港

奥武島海神祭

奥武島は普段はとても静かな島ですが、ハーリーの日だけは、大勢の見物客で賑わいます。レースは本島と島とつなぐ橋の下で行われます。見どころは、高さ5メートほどの橋から海にめがけて飛び込み、船に乗り込む「流れ船」です。また、本島側の防波堤からもレースは見られます。

<日程>2017年の予定はまだ告知されていません。
2016年は6月8日(水)に開催されました。
本バーリー 8時40分~10時10分 域ハーリー 10時30分~15時
<場所>南城市奥武島海岸

名城ハーリー

ハーリーは、後(クシ)ンティー、中(ナカ)ンティー、前(メー)ンティーの組に分かれ、砂浜から沖に向かって舟を漕ぎます。沖にある旗を折り返して浜に戻り、1番エーク(舟のオール)が、木にぶら下げられた酒瓶を取るまでが勝負です。

<日程>2017年の予定はまだ告知されていません。
<場所>北名城ビーチ(西浜)8時~

喜屋武ハーリー

種目は、「御願ハーリー」「青年ハーリー」「勝負ハーリー」「二人乗りハーリー」「上がいハーリー」の5種目です。3チーム(北支部、中支部、南支部)で争います。他の地域のハーリーでは見られない、二人乗りハーリー(タイグヮーヌイ)が見どころです。

<日程>2016年6月12日(日)競技開始10:00~
※2016年は大雨と強風の為、中止になりました。

<場所>喜屋武漁港

【最後に】

「糸満ハーレー(ハーリー)2017年のプログラムとみどころ」はいかがでしたか?ハーレーは年に一度の行事ですので、やる方も見る方もかなり本気モードになります。前年負けてしまったチームは雪辱に燃えるでしょうね?勝っても負けても大人が涙を流す、そんなガチンコのお祭りです!是非足を運んで体験してみて下さい。

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