みどころ一杯糸満ハーレー2023!他の沖縄のハーレ一を一挙紹介!

5月のお祭り
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地元民がおすすめする!「糸満ハーレー(ハーリー)」のみどころ3選!

糸満ハーレーのも見どころは、大人気の「「アガイスーブ」だけではありません。

見どころを3つご紹介します。

海人の技が見られる「クンヌカセー」

「クンヌカセー」は、レース中にサバニ(舟)に乗る漕ぎ手たちが、一斉に海へと飛び出し、わざと船を転覆させるのです。

素早く船を起こし、船の中に溜まった水をかき出し、全員が早く乗り込まなければならず、漁師の技術や知恵が試されるレースです。

普通にスピードを競うだけのレースでないところが、このレースの面白いところで、見ていてワクワク感が楽しめますね。

小舟は海が荒れると転覆してしまう恐れがあり、日頃から訓練をしているらしく、それを競技にしたのが「クンヌカセー」です。

地元民は「クンヌカセーが一番楽しい!」「クンヌカセー凄いな!」と楽しんでいます。

動画「2016糸満ハーレー 「転覆競争編」」

御願(ウガン)バーレー

御願(ウガン)バーレーは、現役漁師が各村の名誉のために競い合うレースです。

当日は、早朝から山巓毛(サンティンモー)という字糸満の中央にある丘で、御願が行われます。

御願が終了すると、御願バーレーの始まりの合図があり、855メートルのレースがスタートします。

レースが終わると、字糸満の氏神の白銀堂で結果報告と、それぞれの村のハーレー歌を奉納します。

みんな自由に歌い踊るさまは、まさに沖縄らしい儀式ですね?

動画「糸満市ヒーロー課 エイトマンが案内する『糸満ハーレー』 Part3 御願バーレー優勝報告(白銀堂にて) 」

一般参加「アヒル取り競争」

お祭り中、一般参加があり盛り上がるのが「アヒル取り競争」です。

海に投げ込まれた、アヒルやボール(後でスイカや真鯛と交換できる)を取るイベントです。

参加は小学生から大人までで、お祭り観覧者の飛び入りもあり、アヒルを取れたら、商品として持ち帰れます。

ただし、このイベントには「アヒル虐待ではないか?」と賛否両論があり、署名活動も行われているので、今後どうなってしまうのかはわかりません。

令和元年 糸満ハーレー 2019 アヒル取り競争 (糸満漁港 中地区)沖縄イベント

ハーレー(ハーリー)といえば糸満だけじゃない!

ハーレーは糸満だけのお祭りではありません。

ハーレーは沖縄の漁師文化として、受け継がれています。

5月、6月は沖縄のあちらこちらでハーレーが行われます。

地域によってはレース以外のイベントも盛りだくさんです。

糸満ハーリー以外のハーリーをご紹介します。

地区によっては、旧暦の決まった日ではなく、多くの見物客が来やすい、週末に開催する地区もあります。

○那覇ハーリー

「那覇ハーリー」は沖縄のハーリーの中でも最大規模のお祭りです。

那覇ハーリーの舟はとても大きく、全長14.55m、重さ2.5トンの3隻の舟を使います。

それぞれの舟に漕ぎ手32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗持ちなど6名の合計42名が乗り込みます。

糸満とは舟の規模がだいぶ違うようですね?

また夜は20:40~21:00まで、3日間トータルで2,000発の花火が打ち上げられます。

スケジュールは毎日変わり、ステージイベントなどもたくさんあるようです。

日程:2023年5月3日(水)~2023年5月5日(金)  ※ 毎年5月3日~5日開催

場所:那覇港新港ふ頭

那覇港新港ふ頭

公共交通機関:那覇バスターミナルから乗車、泊高橋で下車、徒歩約10分

車:那覇空港、約15分。沖縄自動車道 那覇IC、約15分

駐車場:なし

関連サイト:

沖縄県 / 観光スポット&おでかけ情報 -【JAPAN 47 GO】
沖縄県内の人気観光スポット情報、イベント、季節情報、モデルコースなどの旅行&おでかけ情報満載。日本観光振興協会と沖縄県及び市区町村が運営する公式観光情報データベース。

港川ハーレー(港川ハーリー)

港川では糸満同様に、ハーリーをハーレーと呼びます。

レースは川の河口で行われるので、他のハーリーとは違った趣が感じられます。

糸満ハーレーとの大きな違いは、「女性対抗レース」があることと、「ガーエー(威勢付けの応援合戦)」があることですね。

長くは、港川集落の伝統行事でしたが、現在は町内外から参加できます。

開催日:2023年6月21日(水) 例年8:30~15:00 見込 旧暦5月4日

場所:八重瀬町港川漁港

八重瀬町港川漁港

車:港川漁港までは那覇空港から約21キロ、車で約40分。国道331号線明治橋交差点で国道329号線に右折、仲井真交差点で県道507号線へ右折。具志頭交差点で国道331号線へ左折、港川交差点を右方向。

臨時駐車場:あり(100台まで利用可)

関連サイト:

港川ハーレー
毎年旧暦5月4日に本島南部の八重瀬町の旧・具志頭村(ぐしかみそん)港川漁港で豊漁と海上安全、地域の安泰を祈願して行われる伝統行事。旧暦5月4日は沖縄では「ユッカヌヒー」と言って、県

奥武島海神祭(おうじまかいじんさい)

奥武島は普段はとても静かな島ですが、ハーリーの日だけは、大勢の見物客で賑わいます。

レースは本島と島とつなぐ橋の下で行われます。

見どころは、高さ5メートほどの橋から海にめがけて飛び込み、船に乗り込む「流れ船」です。

また、本島側の防波堤からもレースは見られます。

開催日:2023年6月21日(水) (例年8:30~15:00)見込  ※旧暦5月4日

本バーリー 午前 8時30分~午前10時00分

職域ハーリー 午前10時15分~午後3時00分

場所:南城市玉城字奥武(奥武島海岸)

南城市玉城字奥武(奥武島海岸)

駐車可能台数:100台(無料)

関連サイト:

奥武島海神祭 | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語

名城(なしろ)ハーリー

ハーリーは、後(クシ)ンティー、中(ナカ)ンティー、前(メー)ンティーの組に分かれ、砂浜から沖に向かって舟を漕ぎます。

沖にある旗を折り返して浜に戻り、1番エーク(舟のオール)が、木にぶら下げられた酒瓶を取るまでが勝負です。

開催日:2023年6月21日(水)見込  ※旧暦5月4日

場所:北名城ビーチ(西浜)

北名城ビーチ(西浜)

駐車可能台数:50台(無料)

関連サイト:

名城ハーリー | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語

喜屋武(きゃん)ハーリー

種目は、「御願ハーリー」「青年ハーリー」「勝負ハーリー」「二人乗りハーリー」「上がいハーリー」の5種目です。

3チーム(北支部、中支部、南支部)で争います。

他の地域のハーリーでは見られない、二人乗りハーリー(タイグヮーヌイ)が見どころです。

開催日:2023年6月21日(水)の直近の日曜日  ※旧暦5月4日の直近の日曜日

場所:喜屋武漁港

喜屋武漁港

駐車場:なし

関連サイト:

喜屋武ハーリー | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語

まとめ

「糸満ハーレー2023」はいかがでしたか?

開催日:2023年6月21日(水)(旧暦5月4日)

ハーレーは年に一度の行事ですので、やる方も見る方もかなり本気モードになります。

前年負けてしまったチームは雪辱に燃えるでしょうね?

勝っても負けても大人が涙を流す、そんなガチンコのお祭りです!

是非足を運んで体験してみて下さい。

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