エーゲ海南部のキクラデス諸島の南端に位置する三日月形の火山島。サントリーニ島。正式名ティラ島と言います。
サントリーニ島について
サントリーニ島はいくつも街がありますが旅行者がよく行きホテルが充実しているのは3タウン。中心地フィラ(地図上ではティラ)、島の最北端イア、フィラの北側フィロステファニです。
フィラ→フィロステファニ:徒歩15分、フィロステファニ→イメロヴィグリ:徒歩20分
イメロヴィグリからフィロステファニまでは実際歩きましたが、行きは下り坂ばかりの徒歩20分ですが炎天下の中はキツイです。帰りはひたすら登り坂のみなので断念しバスで戻りました。
サントリーニ島内はもちろん電車は走っていないため、フィラを起点に各地を結ぶバスが一般的。他はタクシー、レンタカー、レンタルバギー、レンタルバイクになります。
※イア、フィラ、レッドビーチ、サンセットクルーズ、バスの乗り方(各行き方は、それぞれの記事内で記載)については別記事にて記載
サントリーニ島の水道水は飲まないののがオススメ。口に一度含めば分かりますが海水に近い味がします。飲めたものではありません。
トイレはレストランなどにも張り紙がされていますがサントリーニ島内のトイレは、紙を流してはいけません。近くに置いてあるごみ箱に捨てましょう。
実は穴場な場所「イメロヴィグリ」
フィラやイアはショップやカフェが多く、散策を楽しむ人で賑わい、観光客がとても多く訪れるので、イア行きのバスは常に満員乗車です。ガイドブックにもこの2つは取り上げられます。
特にイアは夕日のスポットとして有名なため、サンセット前からとても混みだしサンセット後の22時ころは渋滞します。
イメロヴィグリは、イアと同じくエーゲ海に向かって断崖絶壁に白い壁のリゾートホテルが立ち並び、目の前はエーゲ海。どこを歩いても青と白しかなく、宿泊者以外はわざわざ訪れることも少なく、とても静かな場所です。そして、イアは夕日で有名なスポットですが、イメロヴィグリからはエーゲ海に沈んでいくサンセットと夕日に照らされたイアの街。夜は明かりが灯されたイアの街を望むことができます。イメロヴィグリは、フィラとイアの間にあり、どちらもバスで1本で行けます。
- イメロヴィグリ→イア:バスで約20分
- イメロヴィグリ→フィラ:バスで約10分
イメロヴィグリは、実は穴場スポットな場所なのです。
そんなイメロヴィグリには素敵なレストランも多数。
レストランについてはこちらから。ぜひ参考にしてみて下さい。
利用したホテル「レジーナマーレ」
今回利用したホテルは「レジーナマーレ」。
部屋は「ジュニアスイート」です。ジュニアスイートには、サンベットとテーブルセット付きのバルコニーがあります。
中も白を基調にしていて各部屋造りが違うみたいです。
ハネムーンやスイートになると部屋の中もしくはバルコニーに温水ジャグジープール付きになります。このホテルの特徴は全室オーシャンビューなところ。
ホテルロビーでもあり、朝食会場になる場所にはプールがあります。プール沿いにはサンベットが並び、昼間はエーゲ海を見ながらサンベットでお酒を飲み日光浴の外国人の方達、皆さん絵になります。ルームサービスを取りバルコニーで食べることもできます。サンベットにいると静かで海風も涼しく、とても寛げます。
バルコニーから見るサンセットは素敵です。遮るものが何もなく地平線が見える。静かに沈んでいく太陽と向き合えます。 ちなみにサンセットが始まるのは20:30以降です。沈んでからもしばらく明るく21時でも明るいです。夜の感覚が全くありません。
こんなきれいなサンセットを毎日部屋から見れます。
※海の上から見たバージョンのサンセットはこちらから。
部屋の設備はどうなの?
ジュニアスイートはサントリーニ産ワインハーフボトル1本がサービスで置いてあります。他に備え付けられているものは
- スリッパ
- シャンプー、リンス、ボディーソープ
- 滞在中1.5ℓミネラルウォーター1本無料(冷蔵庫は空です)
- ケトル(インスタントコーヒー、紅茶Tバックは備え付け)
- バスローブ(パジャマ系はありません)
- ホテル無料Wi-Fi
- ドライヤー
バスタブはなくシャワーのみで扉は半分なので、シャワー室前は水浸しになります。
レジーナマーレは朝食がオススメ
朝食時間は8時~11時と遅めのスタートですが、毎朝違うメニューで手作りです。ビュッフェスタイルで、エーゲ海を見ながらの美味しい朝ごはんを食べる。これが毎日のスタートという素敵な時間です。
この日食べたフルーツヨーグルトがめちゃくちゃ美味しくて!!次の日からは、シンプルなヨーグルトしか出てこなかったので1度しか食べれず・・・
小さなスペースに品数がいっぱい並びます。パンの種類も多く、毎日何を食べようか悩み、お代わりに毎朝3回行きました(笑)
レジーナマーレのスタッフは皆さん気さくで、あまり英語の離せない筆者にも丁寧にゆっくり話してくれ、見かけると笑顔で挨拶してきてくれます。重いキャリーバックを軽々と持ちあげて片手で担ぎ、駐車スペースまで階段や上り坂を難なく運んでくれ、その間も英語で話しかけてきてくれました。
とても居心地がよく、静かなおかげで久しぶりにグッスリと眠れ快適な数日間でした。
ここは時間を忘れさせてくれ、現実逃避にはもってこいな場所です。