イアからの夕日鑑賞は有名。人気スポットは大混雑するので、今回は船の上からサンセットが見れるだけでなく、イアやフィラを海から見ることも楽しめるツアーに参加。
べルトラさんの「サントリーニ島 セーリングボートの夕日鑑賞<4~10月/半日/サントリーニ島発>」です。
サンセットクルーズのスケジュールと地図
こちらから拡大版を表示することもできます。クルージングしながら寄っていった場所を順に載せています。
①アモウディ湾から発着
②ネア・カメニ島
③レッドビーチ
④ホワイトビーチ
⑤サンセット鑑賞
ホテルに乗り合いバンがお迎え
船は午後からの出向で、出発前に各自ホテルにバンがお迎えにきます。
バンは乗り合わせで、予約のバウチャーには「5分過ぎても迎えが来ない場合は集合場所から離れず連絡先にお電話ください」と記載されています。
ピックアップ場所で待ち、5分過ぎてもこず電話をかけるか悩みます。英語は対応しているとなっていたので、うまく伝えられるか・・・という不安もあり10分まで待ってみることに。
10分遅れてお迎えはきました。バンは満車。エアコンが効かず送風状態。汗だくになりながら20分乗っていきます。
持っていくと良い持ち物
- パスポートコピー
- 現金
- タオル
- 着替え、羽織れるもの
- 日焼け止め
①アモウディ湾から発着
アモウディ湾まで長い急斜面をバンはバックで下がっていき、軽い恐怖です。運転手さんの運転技術すごすぎです!
船に乗船する前に受付。ここでパスポートのコピーを必ず提示しないといけません。
受付時に渡されるシールが参加ツアーの目印なので左胸に貼らされます。乗る船はこちら!!想像以上に大きい。
乗船後、船の中は裸足。履物は回収され帰りの船を下りる時まで返されません。
参加人数結構いましたが、全員が座れる広さのテーブル&椅子が備え付けられていて、席は自由です。
乗船しているスタッフは6~7人。説明は全て英語。スタッフは皆フランクで親切です。英語が苦手だと分かると、ゆっくり話してくれ、簡単な単語で個別に説明してくれました。
トイレについては島と同じでトイレットペーパーは流してはいけません!
ツアー内容に、「船内フリーWi-Fi利用できます」となっていますがWi-Fiはついていません。使えません。
出港後すぐ飲み物のカウンターが解放され飲み放題です。
- コーラ
- スプライト
- オレンジ
- ジンジャエール
- 水
- ワイン(赤・白)
※ビールも置いていますが、ビールだけ有料。その場で現金払い
②ネア・カメニ島
出港して1つ目のスポット「ネア・カメニ島」
サントリーニ島の向かいに位置する離島です。ここでは島への上陸はせず時間を20分ほど切られ自由行動。船周辺で海水浴も可能です。
海の透明度はなく濁っていて水温は低めです。ポールタイプの浮き輪を貸してくれるので自由に使って泳げます。
③レッドビーチ
次はサントリーニ島の南西に位置する人気のビーチ「レッドビーチ」。
自身でローカルバスを使って行ったレッドビーチです。その時も海上にはいくつも船がきていました。 ※その時の記事はこちら。
今回は海側からレッドビーチを見ます。ここでも時間を取られ海水浴ができます。
船のサイドから飛び込むこともでき
船尾から飛んだり、船尾にくっついている階段から下りるか。海に下りるのはこの3パターンです。船は2階建てですが、2階には基本いけません。一時的に解放される時がありますが、2階からの飛び込みは禁止です。
青が濃いので分からなかったのですが、泳いでみると透けてる!透明度がすごい!
陸から見たときは浅瀬なので透明度の高いビーチでしたが、深いところでも変わりません。
④ホワイトビーチ
船に乗りレッドビーチから数分。陸からは行けない「ホワイトビーチ」。
ホワイトビーチ手前から崖の景色が変わり始めます。
名前とおり崖も白くなってくるのです。白い崖に見とれていると深いブルーだった海の色に変化が。
エメラルドグリーンへと変わり、よく見ると海底が見えるほどの深さに。
船が止まりここではシュノーケリングが楽しめると言われ、シュノーケリング器具(シュノーケル、マスク)が解放されます。それまで表に出されていなかったのでシュノーケリングはできないのかと思っていました。
シュノーケリングできるスポットが決まっているみたいです。
深さ3mくらいで底が見える程です。魚はたくさんいますが、リゾート地でよく見かけるカクレクマノミやエンジェルフィッシュのようなカラフルな熱帯魚はいません。
地味なグレーやシルバー系の魚。小魚から20㎝ほどの大き目なものまでいます。
良い匂いがしてきた~と思ったら、ディナーの準備が始まってます。
船の上でのディナー
晩御飯付きのクルージングなので、海の上で停泊した船で食事です。今回の食事はビュッフェスタイル。
- パン
- ギリシャ風サラダ
- フェタチーズ
- ぶどうの葉の詰め物
- ポテトサラダ
- チキンor牛or豚の串焼き
串焼きは、初めは1人2本渡されますが、2回目からは好きなようにお替りできます。
食事が終わったころにリンゴが出てきますが、ただのリンゴではなくハチミツっぽいものがついたリンゴ。これも食べたい人だけです。
⑤サンセット鑑賞
いよいよメインのサンセット。
サンセットと言えばイアです。船からのサンセットもイア付近の海からなので、食事後イアまで船を走らせます。同じようなサンセットクルーズの船は多く、イアに向かってくる船が増えてきます。
夕日の光が当たり白の壁がオレンジなイア。
さらにイアを超え、周りは海だけの場所までいきサンセットに臨みます。
船・海・夕日それ以外ありません。
船の先端にはネットが貼られているので、そこに寝転んで見たり、デッキで立って見たり、椅子に座ってみる人。それぞれが寛げる好きな場所で、家族、友達、カップル、夫婦、様々なグループが同じ船の上で一つの太陽を見つめ時間を共有します。
太陽が綺麗すぎて感動し泣いてしまう人もいると言われるイアからの夕日。
空気が澄んでいるからか、夕日の色が普段見るものより濃く綺麗に感じます。
夕日が沈むと直ぐに暗くなるわけではなく、しばらくは明るい状態。
サンセット後は海にいた船が一斉にイアのアモウディ湾に向かい、湾内は船で渋滞し順番待ちになります。サンセット後30分ほど船の上で待機。
日が陰り、海の上なので風も強く一気に肌寒くなります。長袖のラッシュガードを着、厚手のバスタオルを巻いて寒さをしのぎました。
待っている間にどんどん暗くなり、明かりのともったイアの街をみれたり。順番待ちも悪くもないです。
船を下りる前に紙を各自渡されていて、これは帰りのバンの番号が書かれたものです。ただ、バンはその場には無く歩くので、どこに同じ方面の人が集まっているのかも分からず途方に暮れ時間だけ過ぎていく。
ホテル名と代表者の名前が呼ばれ、こっち、こっちと振り分けられるが、それもたまにゴチャゴチャになりやっとバンに乗って出発したのは既に23時ころ。サンセット後から、かなり時間がたっています。
帰りの効率の悪さは改善してほしいところですね。
まとめ
ツアーは送迎してくれ、ビーチも何ヵ所もいけるので自分では回れないところを効率よく行ける点は良い。サンセットも憚るものも何もない海の上で、思い思いのスタイルで自由に見える。
こんな素敵なサンセットはありません。
いつも陸から見ていた景色から今度は反対側の景色を見る。どちらの景色も素敵です。サントリーニ島はどこをとっても異世界。何度も訪れたくなる気持ちがわかりました。
見てよし!食べるもよし!体験するもよし!
この夕日を一生に一度はみて欲しいですね。