超音波加湿器の故障時にお店に修理を依頼した場合の費用は?
どうしても治らない場合は購入した製品のメーカーで修理をしてもらうのが一般的ですが、超音波加湿器は安価なため購入した方が安くあがることがほとんどです。
加湿ユニットには基盤が組み込まれているので、5,000円以上はかかります。
さらに修理を依頼する場合、部品代以外に工賃・出張料などがかかります。
修理期間はメーカーによって異なりますが、3日から1週間は時間を見てもらうことになります。
修理は見積もりを取ってみて、検討した方がよさそうです。
超音波加湿器と普通の加湿器、どちらが故障しやすい?
加湿器には大きく分けると、気化式・スチーム式・超音波式・ハイブリッド式の4つの種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
気化式
水を含ませたフィルターに室内空気を通過させ、内蔵されているファンの空気で加湿する。
メリット・・・本体代と電気代が4つの種類の中で一番安い
吹き出し口が熱くならない。
デメリット・・・放出する空気が冷たいため、室温を下げてしまう。
雑菌やカビが繁殖しやすく、臭いの発生源になる。
超音波式
水に振動を与えて、霧状にして加湿する
メリット・・・デザインがよくインテリアに馴染みやすい
消費する電力が小さい
音が比較的静かである
デメリット・・・給水タンクのこまめな掃除が必要
スチーム式
水を電気ヒーターで沸騰させ、水蒸気を発生させて加湿する方法
メリット・・・加湿量では4種類の中でNo.1
お手入れもほとんど不要で清潔度が高い
デメリット・・・電気ヒーターを使うために、電気代が高い
ハイブリッド式
気化式とスチーム式の両方の機能を合わせ持つ方式
※湿度をあまり必要としない時は気化式、加湿が多く必要な時はスチーム式と、必要に応じて温風と送風を切り替えます。
メリット・・・効率よく運転するため消費電力が安い。
気化式より、吹き出し口が熱くならない。
デメリット・・・本体価格が他よりも高い。
給水タンクのこまめな掃除が必要。
運転音がする。
故障の原因に多い「お手入れ不足」などを考えると、お手入れ頻度は超音波式が1週間に1回、気化式とハイブリッド式が1か月に1回、スチーム式が2ヶ月に1回なので、ずぼらな人にはスチーム式がおススメです。
片付けて保管する際のお手入れも重要です。加湿器を長く使う為にも、確実に行いましょう。重要なポイントは、しっかり洗い完璧に乾かす事です。
購入するときはメリット・デメリットを確認して、使う人、使う場所にあった加湿器を選んでくださいね。
まとめ
加湿器は水を使うので菌が発生しやすい上に、汚れもたまりやすいものです。
故障する、しないに関わらず健康に関わることですから、お手入れはしっかりしましょう。
それが故障しないコツです。
故障した!と思ったら、まずは汚れを確認してみてから修理を検討してくださいね。