エアコンの暖房、適切な温度設定は?推奨の設定温度は?
そもそも、エアコンの暖房について、適切な温度設定があるのでしょうか?
日本の環境省が発表している適温は、冬は20℃となっています。
冬場の20℃という温度は、かなり低いものです。
どうやって決めた温度なのか気になりますよね?
この20℃という目安は、省エネや二酸化炭素の排出量などを考慮して決まった数値なんです。
知ってましたか、夏の冷房よりも冬の暖房の方が、電気代も二酸化炭素の排出量も多いんですよ。
なので、暖房の温度は1℃でも低く設定したいものなんだそうです。
1℃の違いで、消費電力を10%も削減できるんだそうです。
つまりは、暖房の温度を低めに設定すれば、節電つまり、電気代節約にもなるわけです。
でも、20℃じゃ低すぎると思う人も多いでしょう、そう言う場合は、消費電力が低い電気毛布やこたつと併用し、さらに厚着したり、加湿器を使うようにしましょう。
こうすることで、体感温度を上げることができますよ。
特に、電気毛布は1時間で30Wの電力しか使いません。
電気代なら1円です。
エコを考えて、電気カーペットやこたつを愛用するといいでしょう。
赤ちゃんや子供・ペットがいる部屋のエアコン暖房設定温度の推奨は?
20℃という設定は、大人でもちょっと寒い温度ですよね。
ましてや、体温調節ができない赤ちゃんにはどのくらいが適温なのか悩みますよね。
赤ちゃんがいる場合
ズバリ言って、冬場の適温は、22~23℃です。
湿度は40~60%が理想です。
ただし、これはあくまでも室内温度で見た場合です。
暖かい空気は天井にたまるものです。
赤ちゃんは低い位置で寝かせることが多いですよね。
なので、赤ちゃんの傍に温度計や湿度計を設置して、快適な温度かどうか見ておく必要があります。
ただし、赤ちゃんは大人よりも汗っかきです。
なので、赤ちゃんが汗ばんでいないかチェックを忘れずにしましょう。
また、こまめな換気を忘れないようにしましょう。
ヒーターなどを使用していると空気が汚れがちなので、気を付けましょう。
エアコンの暖房だと乾燥しがちなので、加湿器の併用を忘れずにしましょう。
幼い子供がいる場合
幼い子供の場合は室温は18~20℃、湿度は50~60%が適切と言われています。
子供は体温が高めなので、さほど神経質に温度を気にしなくても大丈夫です。
ペットがいる場合
ちなみに、ペットは犬や猫ならば人間と同じで大丈夫です。
犬は寒さに強い子も多いので、さほど心配しなくて大丈夫です。
猫は自分で温かい場所を見つける名人なので、それこそ心配いらないでしょう。
ハムスターなどの小動物には専用のヒーターを寝床に設置してあげた方がいいでしょう。
凍えるハムに愛の暖房器具を買ってあげたら、、、