奈良の鹿の角きりの疑問まとめ!切る理由は?痛いの?切った角はどうする?

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鹿というと真っ先に思い浮かぶ方も多いと思う「奈良」、奈良県では観光でたくさんの鹿を見ることが出来ますが、鹿の角が短いことにお気づきでしょうか。


この角がどうして短いのかというと、奈良では年に一度オス同士の喧嘩、そして事故などを防ぐために「鹿の角きり」を行っているからです。


安全対策であるならそこまで大きな行事ではないのではと思われるかもしれませんが、実は奈良の鹿の角きりは江戸時代から300年も続いている秋の奈良ではの行事なんです。

具体的にどのような行事なのか、どうやって鹿の角を切っているのか、これを機会に奈良の鹿の角きりについて詳しく知っていきましょう!


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【奈良の10月といえば「鹿の角きり」 どんな行事?】



江戸時代から長く続く奈良の鹿の角きり、その雰囲気をまず動画でチェックしてから詳しいお話も見ていきたいと思います。


【奈良】 秋の伝統行事 鹿の角きり / Traditional ritual to cut the horn of deer in Nara japan


奈良の鹿は「神様の使い」として大切にされているのですが、その鹿の角を人間の手によって切り落とす行事が「鹿の角きり」です。

動画の通り鹿を捕まえて角を切り落とすという勇壮な行事となっていて、これを見るために毎年たくさんの見物客も訪れています。


もちろん地元の方でも毎年鹿の角きりを楽しみにしている方は多く、奈良の秋の行事としてもとても人気があります。

そんな奈良の鹿の角きりについて今年はまだ詳細な日程が出ていませんが、毎年の定番として以下のスケジュールのつもりでいておきましょう!


日程:10月の体育の日がある土日月の三連休(2018年は6日から8日)

時間:12時から15時

会場:鹿苑特設会場


この勇壮な行事を見るために遠くから訪れる方も多く、見学するためにはそれぞれの回で入場料が必要になります。


◎入場料

大人:1,000円

こども:500円


大人は中学生以上、こどもは小学生の料金となっていて、鹿の角きりを見学する場合は全て立ち見となります。

会場の周辺の設けられたスペースからの見学となるので、ペットの同伴の参加や写真撮影のための三脚を使うことなども出来ないことにご注意ください。




「鹿の角きり」 なぜ切るの?切る理由は?】



奈良へ観光へ行った際に角を切られている鹿を見ることは多く、また毎年このような大掛かりな行事で切っていたことに驚かれた方も多いと思います。


鹿の角をなぜ切り落とすのかについては最初にお伝えしたとおり「安全対策」で、本来鹿の角は1年周期で生え変わるという特性があるんです。

放っておいても2~3月頃になると脱落するのですが、やはり成長してから半年ほどは立派な鹿の角を振り回すことになります。


また秋は鹿の発情期にもあたって気が荒い時期なので、うっかり挑発してしまうと人間への危害も心配です。

もちろん鹿同士の喧嘩による事故や怪我などの可能性もあるため、角が生え揃う秋頃に角を切り落とし、事故を防ぐ意味があるんですね。


傷つけないように 鹿の角切り 奈良公園・鹿苑



ですからもちろん見た目には勇壮で派手に鹿を追い込み角を切り落としているように見えますが、「鹿を傷つけてしまわないように」と、細心の注意をしながらの行事なんです。


具体的には会場内に誘い込んだ鹿をまず「勢子」と呼ばれる人物が追いかけ、角に縄をかけて捕まえます。

縄をしかけたらあとは鹿を寝かしつけ、興奮している鹿に水を与えてなだめてから神官がのこぎりでギコギコと切り落とします。


見た目にはハラハラするかもしれませんが、先程の通り鹿には絶対傷をつけないように注意されているので大丈夫です。

切り落とせば終わりとなり、神様の使いのものである鹿の角は大切に神前にお供えされることとなります。


【角を切られるとき、鹿は痛いの?切られた角はどうなる?】



鹿を追い込み縄をかけて角をのこぎりで切り落とす……この方法については「鹿にとっては痛くないの?」とも思えてしまいますし、実際に動物愛護の団体から問い合わせがあることもあるそうです。


しかし鹿の角は毎年生え変わるというのも先程お話した通り、人間で言ってみれば大きな爪みたいなものなんですね。

もちろん爪を切っても痛くないのは誰もが知っていること、鹿も実際に切られていても痛そうには見えませんし、実際に痛くもないんです。


ちなみに鹿の角は漢方としても使われていて、中国では幼い鹿の角「鹿茸」が使われていて、固くなった角も漢方として使用されたり、ハンターたちの「獲物」として人気です。


鹿茸強壮や強精、鎮痛に効果があるとされ、女性の冷え性などにも効果があるとされているんですよ。

慢性病の改善や気力や活力の定価、食欲不振や疲労感などにも効果があるとされ、昔から病気にも効果があると人気が高かったりもします。


【広島の鹿は角切りはしないの?】



奈良の鹿は有名でもあり角きりについても広く知られていますが、他の地域の鹿は同じように角を切られていないのかも気になりますよね。


有名なところでは広島、宮島の鹿なども秋ごろに鹿の角きりは行われているそうです。

こちらものこぎりで切り落とす角きりであり、観光客への被害の可能性や鹿同士の衝突を考えると、鹿と近く暮らすのであれば必須なのかもしれませんね。


【まとめ】

奈良の鹿の角は切られていることに気づいている方は多いですが、このように大きな行事として鹿の角きりが見られることは知らなかったという方もいらっしゃると思います。

奈良の鹿の角きりは人気行事なので見物料金が必要でも混雑する可能性が高く特に最初の時間に混雑が起こるので、混雑を避けたい場合はお昼以降にしておくと良いかもしれません。


勇壮かつ繊細に鹿を傷つけないように角を落とす「奈良の鹿の角きり」、ぜひ今年は実際に見に行って、その勇壮な姿を目に焼き付けておきましょう!

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