新人看護師が抱えるストレスの原因 その3:職場の人間関係
医師、先輩看護師、患者…。
新人看護師を取り巻く人間関係は複雑なんですよね…。
未熟なために医師に相手にされず、先輩看護師から厳しい指導を受け、患者にはなかなか信頼してもらえない現実。辛いですよね。
でも、あなたが周囲の人たちの信頼を得るには、経験を積む以外に方法はありません。
私も新人看護師の頃は、理不尽に患者から拒否をされたこともありました。
しかし嫌味を言われながらも処置を続けていたある日、同じ患者に「上手になったわね。」と言われました。
本当に嬉しくて、今でも忘れられない言葉です。
他に、医師や先輩に対しては、分からないことをどんどん聞いてやる気をアピールしましょう!
新人だからこそ、何を聞いても許されるのです。
分からないことを聞くことは決して恥ずかしいことではありません。
分からないのに分かったふりをしていることのほうが、よっぽど恥ずかしいことです。
今だからわかること。
医師や先輩看護師は、素直でやる気のある新人が大好きです。
新人看護師が仕事に慣れる、もう少しうまく仕事ができるようになる時期は?
看護師は一般的にプリセプターを任されるようになる3年目頃から一人前と言われています。
・1年目・・・
学生時代が抜けきらない時期。看護技術と共に社会人としてのあり方を学ぶ。
・2年目・・・
仕事にも慣れ、視野が広がる時期。少しずつ生活を楽しめるようになる。
・3年目・・・
新人指導が出来るようになるまでに成長。頼られることで自信がつき、さらにスキルアップを目指して試行錯誤していく。
このように考えると、我慢するのは最初の1年間!
そう割り切って頑張ってみましょう。
ただ、1年目で仕事の向き・不向きを判断するのが早いというわけではありません。
考え方を前向きに切りかえることが出来なかったり、ストレスが溜まりどうしようも無いときは、家族や友人に相談して早めに今後の対策をとることも大切です。
まとめ
新人看護師が抱えるストレスとして、
1. 何も出来ない自分
2. 時間が無い
3. 職場の人間関係
があり、その対処法としては、
・新人時代は出来なくて当たり前ということを知ること。
・日々小さな目標を持つこと。
・休前日は飲み会などでストレス発散すること。
・新人のうちに分からないことを質問して、やる気をアピールすること。
が大切ですね!
しかしそれでも、気持ちが楽にならずにストレスに押しつぶされそうな日々を過ごしているのなら…。これ以上我慢する必要はありませんよ。
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