婦人病ご利益で有名な関西のお寺神社3選:その1.光傳寺・淡島堂
大阪天王寺区にある光傳寺(こうでんじ)のご本尊は阿弥陀仏で、創建年代は不祥です。昭和20年の大阪大空襲により焼失しましたが、戦後再建されました。
境内に、人形供養で知られる淡嶋神社(和歌山市加太)の分社、淡島明神があり、これは江戸時代に淡嶋願人という僧が、各地をまわり女性の衣類や髪をあつめ、「淡嶋堂(あわしまどう)」を建立して納めたものです。
淡島(あわしま)明神は昔から女性の守り神として、婦人病の女性を守護するために神となったと伝えられている神さまです。
中でも女性の下半身の病に霊験があるといわれていて、婦人病平癒、安産、子授け、人形供養など、昔から女性の女性に関するあらゆることに霊験のある神とされ、守り神として女性の信仰を集めています。
場所:大阪府大阪市天王寺区下寺町1-3-64
公共交通機関:地下鉄谷町線・千日前線「谷町9丁目」から歩いて10分程。大阪市営地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」 から徒歩5分
問合せ:光傳寺(TEL 0120-432-221)
参照サイト:
光傳寺
関西を中心とした社寺巡りです。 Shrines and Temples Tour of Japan
婦人病ご利益で有名な関西のお寺神社3選:その2.市比賣神社
市比賣神社(いちひめじんじゃ)は、795年に桓武天皇(かんむてんのう)が京の市座(市場)の守り神として、創建した神社です。
源氏物語など多くの古典文学にも登場し、御祭神は全て女神様をおまつりしています。
女性全ての願い事にご利益があり、特に「女人厄除け」の神として、厄除けの女性参拝者が全国から絶えません。
まさに女性のための神社と言えます。
また、お食い初めの発祥としても知られています。
場所:京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
公共交通機関:地下鉄 烏丸線「五条」より徒歩10分
問合せ:市比賣神社(TEL 075-361-2775)
市比賣神社 公式ホームページ
市比賣神社:女人守護・市場守護のいちひめ神社
京都、河原町五条に位置する女人厄除け、市場守護で有名な市比賣神社(いちひめ神社)。