痛み止めのロキソニンの使用期限はいつまで?
病院でよくもらう痛み止めの薬として「ロキソニン」があり、これもまた一度に使い切らず残しておくことが多い薬ですよね。
薬局などで購入した場合は使用期限が明記されていますのでそれを確認すれば良いと思いますが、病院でもらった薬の場合は基本的に使用期限が分かりません。
病院でもらう錠剤の場合、おおよその目安として使用期限は「1年から5年」というものがあります。
しかし貰った段階でどの程度経っているかは正直不明ですし、病院や薬局からもらう薬の場合は基本的に「使い切る量」として計算されています。
薬局に連絡して調べてもらうことはもちろん可能ですが、薬が気になるたびに毎度連絡しているのもやはり手間がかかります。
多くの場合「半年以内であれば問題ない」という結論はありますが、一番の理想はやっぱり期限が分からない薬の服用はやめ、薬局や病院に行くことになりますね。
え?そうだったの??薬の正しい保存方法とは?
最初に少しお話しましたが、薬の使用期限は「正しい保存方法の場合のみ」適用されるものです。
正しい保存方法を知っておかなければ使用期限もまた信用できなくなってしまいますので、ここで改めて正しい薬の保存方法を知っておきましょう!
まず最初に、薬は室温保存……つまり、1℃から30℃前後が基本となっています。
冷蔵庫にしまっておくと安全と思われている方もいらっしゃいますが、冷蔵庫に保存してしまうと取り出した後の温度変化による湿気などが心配です。
もちろん冷蔵保存が必要な薬は渡される際、もしくは箱などにしっかり記載されているはずですので、最初のチェックはしっかり行っておきましょう。
また高温や多湿、直射日光は薬の保存に適していませんので、正確には「日の当たらない涼しい場所に保管」が適切な方法です。
特に直射日光に関しては成分が分解・変化してしまう可能性がありますので、必ず日の当たらない涼しい場所に保管しておきましょう。
粉薬の場合は湿気が天敵となりますので、できれば缶などに乾燥剤と一緒に保存しておくと安心です。
ですからこれらの保存状態とは反対の状態……例えば直射日光に当たっていた、開封後時間が経っていた、また明らかに変色して黄ばんでいたりカビなどが生えている……こういう状態の薬は、飲まないことを強くおすすめします。
身体を治すために飲む薬が毒になってしまっては意味がありませんので、ここは安全を取っていきたいところですね。
まとめ
薬については頭痛薬などは特に余ったものを残しておいて、必要なときにまた使おうと思われる方も多いです。
もちろん適切に保存している状態で期限に余裕がある場合は良いのですが、これを実行するためにはやっぱり正しい保存方法を知っておく必要があるんですね。
先程も言いました通り、身体を治したくて服用する薬が毒になってしまっては困りますので、決して無理はせず、安全に飲める薬を服用していきましょう!