那覇大綱挽まつり!どんなお祭り?
那覇大綱挽まつりは、例年10月にスポーツの日を含む土日月の3日間開催される沖縄の一大イベント!
初日は国際通りで「市民演芸・民族伝統芸能パレード」、2日目は国際通りで「大綱挽行列(うふんなすねーい)」や国道58号線久茂地交差点でギネス認定を受けた「那覇大綱挽」が行われます。また、3日間を通して奥武山総合運動公園にて「RBC市民フェスティバル」が開催され、打ち上げ花火のほかライブステージ等のイベントが行われます。
それでは詳しくご紹介します!
那覇大綱挽祭りの歴史と概要について
那覇大綱挽は歴史ある伝統文化です。
この起源は様々な交流がある那覇ならではの交易の綱とされています。
綱挽は古くから吉凶を占う風習としてあり、始まりは4つの村で行う東西の綱挽でした。
それがどんどんと広がりを見せ、琉球王国全体での行事となりました。
戦前より行われていましたが、戦時中の1935年を境に一度途切れています。
そして沖縄本土返還後、沖縄空襲の日であった10月10日に記念事業として復活し、現在まで伝統行事として続けられています。
また2011年より「那覇まつり」から「那覇大綱挽まつり」へ改称されました。
那覇大綱挽まつり 開催概要
本市の秋の風物詩であり、三大祭りの一つである第53回「那覇大綱挽まつり」が、10月7日(土)から10月9日(月)の3日間にわたり開催されます。
メインとなる「旗頭行列・那覇大綱挽」は8日(日)に行われます。
市内全域の14旗の旗頭が国際通りを力強く練り歩く「旗頭行列(うふんなすねーい)」から始まり、国道58号線の久茂地交差点において、世界一の大綱による「那覇大綱挽」が行われます。
全長200メートルもの大綱を、世代や、地域や国を超えて集まった大勢の人々が、東西に分かれ、挽き合う光景は圧巻です。
ぜひ、会場でこの興奮と感動をご体感ください。
奥武山総合運動公園では、4年ぶりとなる「2023那覇大綱挽まつりRBC市民フェスティバル」が3日間とおして開催されます。
飲食やゲームの出店をはじめ、音楽ライブなどの各種ステージイベントに、打ち上げ花火など、多彩な催しが行われます。
こちらも、ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
第53回那覇大綱挽まつり
【催事概要】
行事名(主管団体) | 日 時 | 場 所 |
---|---|---|
旗頭行列(那覇大綱挽保存会) | 10月8日(日曜)11:30~14:00 (交通規制を含めた時間) | 国際通り |
那覇大綱挽(那覇大綱挽保存会) | 10月8日(日曜)14:30~19:00 (交通規制を含めた時間) | 国道58号線久茂地交差点 |
那覇大綱挽まつりRBC市民フェスティバル(琉球放送) | 10月7日(土曜)~10月9日(月曜) 11:00~21:00 | 奥武山総合運動公園 |
那覇大綱挽まつり 公式HP:
参照HP:
那覇大綱挽祭りのみどころ その1:ギネス級の大綱挽!
2日目に行われる大綱挽!
これはなんとギネスに認定されているんです!
何が世界一なのでしょうか?
どんなイベントなのか、見ていきましょう。
大綱引きとはどんなイベント?
ギネス認定の大綱、実は「米藁で製作された世界一の綱」として認定されています。
1997年の記録では、全長186メートル、総重量40.22トン、綱直径1.58メートル、手綱数236本、挽き手1.5万人、参加人数27.5万人と登録されました。
実はこの大綱毎年新調されており、その年の綱は実は参加者が持ち帰ることができる縁起物となっています。
そして誰でも参加できるんです!
1.5万人とも言われる挽手に加わって幸せを引き寄せましょう!
ただ人が多いので体調に不安がある人はやめておきましょう。
早めに綱を持っていても、綱寄で一度綱を寄せられるのであまり意味がないです。
他国の人も多数でかなり押されるようなので注意してくださいね。