なぜ梅雨になると頭痛になるの?
梅雨時に頭痛を訴える人は多いものの、梅雨と頭痛の関連性は医学的にはまだはっきりわかっていません。
よく言われているのは、気圧の低下により血管が拡張することだそうです。
梅雨時期になると、よく「低気圧」という言葉を耳にすると思います。
梅雨は、温暖前線と寒冷前線の停滞により起こります。
この2つの前線のため、気圧はとても低くなるのです。
よく飛行機で上空にいるとき、気圧が低いため、ペットボトルなどが膨らんだりします。
それと同様に、気圧が低いと私たちの血管も拡張します。
頭痛になってしまったらどうする?
かと言って、梅雨になると誰もが頭痛になるわけではありません。
梅雨の時期に頭痛になりやすい人は、日ごろから疲れやストレスをためている人だと言います。
甘いものや冷たいものをとりすぎるのも良くありません。
頭痛予防
梅雨時の頭痛対策には、梅雨になる少し前から生活習慣に気を付けましょう。
睡眠不足や不規則な食事は自律神経のバランスを乱します。
また、適度な運動はストレス解消法としても有効です。
時期的にクーラーを使用することも増えますが、身体を冷やしすぎないようにしましょう。
そのためにはゆっくりと入浴するのもよい方法です。
鎮痛剤、冷却シート
梅雨時期に頭痛になってしまったときは、鎮痛剤を服用するのは即効性があります。
でもそれ以外には、頭を冷やすという対処方法もあります。
低気圧が原因の頭痛には冷却シートなどを使って冷やすのが効果的だと言われています。
逆に後頭部や首筋は温めたほうが良いです。
頭痛外来
ひどい頭痛になると吐き気を伴うこともあります。
我慢できない時には病院で見てもらう方が良いでしょう。
頭痛専門医がいる病院もありますので、近くの病院を一度調べておくのも良いかもしれません。
頭痛の予防について
病院で処方される頭痛薬は、薬局で市販されているものと異なります。
病院では鎮痛剤だけでなく、頭痛予防薬なども処方されますので、片頭痛で悩んでいる方は一度相談してみると良いですね。
こちらのサイトは片頭痛に悩んでいる人のための情報サイトです。
頭痛外来に力を入れている病院の検索もできますので、見てみてください。
まとめ
梅雨に起きる頭痛。
我慢せずに適切な処置を取るようにして、憂鬱な梅雨を逆に快適に楽しむようにしたいですね!