プール熱に大人が感染した場合、潜伏期間から発症、完治まではどれぐらい?
さて、このプール熱に大人が感染したら、アデノウイルスはどんな動きをしていくのでしょうか。
潜伏期間、完治までの日数はこのようになっています。
潜伏期間
個人差にもよるが5日程度。
発症から完治
早い人なら数日、大抵1週間以内で症状は治まります。
会社を休む目安
特に取り決めはありませんが、症状が治まってからが無難です。
厄介なことに、アデノウイルスは症状が治まっても体内に存在します。
一般的に2週間程度は便からウイルスが排出されるので、家族にうつることのないよう、こまめにトイレ掃除をする、手洗いをするなど気をつけた方が良いでしょう。
プール熱に妊婦が感染した!胎児にうつる?影響は?
もし妊娠中のママがいる家庭なら、プール熱にうつることのないよう気をつけたいところです。
抵抗力が落ちている妊婦さんは、こういったウイルスに感染しやすくなっています。
でも、プール熱にかかってしまっても心配しすぎなくて大丈夫ですよ!
実は、プール熱は妊婦さんがかかっても、赤ちゃんへの影響はありません!
色々と気をつけなければいけない時期、胎児へ影響なしと聞くとホッとしますよね。
しかし、薬の飲めない妊婦さんは、高熱や咽頭炎で苦しむことになるので、やっぱりうつらないのが一番です。
念のため、産婦人科を受診しておけば、飲める薬を出してくれる場合もあります。
症状が辛い場合は、妊婦さんでも飲める薬に頼っても良いでしょう。
妊婦さんのプール熱感染予防は、周りの大人が気をつけてあげることも大切ですね。
まとめ
■ プール熱とは
原因のアデノウイルスは、飛沫感染、接触感染でうつります。
■ プール熱の症状
発熱(38℃~40℃の高熱)
咽頭炎(喉の赤み、痛み、咳)
結膜炎(目の充血、目ヤニ、痛み)
■ 会社への出勤は?
・強制的な出勤停止義務はなし
・感染力が強いため、症状が治まるまでは休むようにしましょう
子供も大人もうつるプール熱、他の夏風邪と同じように気をつけたいですね。
しかし暑い真夏の時期に、毎日予防マスクをするのは大変です。
日頃から体力をつけ、毎日のうがい手洗いも欠かさず行って、ウイルスに対する抵抗力をつけていきましょう!