加湿器を掃除してもイヤな臭いがとれない場合はやっぱり買い替え?
修理に出す場合は、まずメーカーのサイトを確認しましょう。
わからなければサポート窓口に電話しましょう。
補修用性能部品の保有期間があり、修理できない場合があります。
製品の修理や部品の注文を受け付けない場合があるので注意が必要です。
修理料金の目安は4,000円~8,000円です。
加湿器によっては買い替えたほうが安く上がる場合もあります。
保証期間であれば製品を交換してくれるメーカーもあるようです。
加湿器の寿命は短く5年程度が寿命です。
加湿器の寿命が短い理由は「ミネラルを含んだ水道水を使用する」ということにあります。
水が蒸発してもミネラルは残ってしまうため、加湿器の故障の原因になるのです。
加湿器の寿命は加湿方法によっても異なります。
スチーム式加湿器
スチーム式加湿器の電熱線は10,000時間程度使用できるものが一般的です。
本体が温まらず蒸気が発生しないという症状がスチーム加湿器の故障の特徴です。
超音波式加湿器
超音波式加湿器で水蒸気を作り出す振動子の寿命は5,000時間程度が寿命です。
振動を生み出す部品によって加湿するため、スチーム式よりもやや部品寿命が短いのが超音波式の特徴といえるでしょう。
多機能の加湿器
加湿が必要ない湿度の場合には運転を控える機能を搭載しているため、製品寿命が長くなる傾向にあります。
しかしながら加湿器の寿命はメンテナンス不足によるものがほとんどです。
長く使うためには、必要最低限のお手入れをする必要があります。
加湿器を長く使うためのコツは?日々のメンテナンス方法は?
最低限のお手入れとは、日常的にどんなことをすればよいのかご紹介します。
決して難しいことではありません。
そしてこのメンテナンスこそが加湿器を長く使うためのコツであり、本来の目的である部屋をきれいな空気のまま加湿するために必要不可欠な事なのです。
①タンク内の水は毎日交換する。
給水タンクに何日も同じ水をためておくとタンク内で雑菌が繁殖してニオイの原因となります。
水は浄水器をとおした水は絶対に使用しないことです。
飲み水としては良いのですが、加湿器に使用するとカルキなどの殺菌成分が除去されて水が腐るスピードが速くなる場合があります。
水道水を使用しましょう。
加湿器用除菌液など、タンクの中に水と一緒に入れて、「ぬめり」や「臭い」を防止してくれるものも販売されています。
②白いカス汚れをこまめに取り除く
白いカスは水道水のミネラル成分が固まってこびりついた状態です。
加湿器を通して部屋中に拡散しないよう、こまめに掃除しましょう。
③使用しない時は本体を乾燥させる
使用しないときがタンクを空にして、乾燥させ、カビの繁殖を防ぐことが重要です。
水を入れ替えるついでに、汚れを取り除くなど日常のメンテナンスを習慣化しておけば、臭いを発生させる問題は解消されます。
こびりついてしまってから時間を掛けて掃除するより楽ですよ!
まとめ
健康のために使用している加湿器がカビや雑菌で体に悪影響を及ぼしてしまったら本末転倒。
臭いで嫌な気分になるのも悲しいですね。
どんなタイプの加湿器であってもお手入れは忘れずにしましょう。
メンテナンスで故障も防いで加湿器を長く愛用してくださいね!