加湿器が臭い!加湿器のどこからイヤな臭いがでている?原因は?
生乾きの雑巾のような臭いがでるのは、フィルターや水に雑菌が繁殖している場合がほとんどです。
匂いの原因になるカビの発生条件は湿気、あたたかい温度、ほこりなどです。
暖房で部屋を温めて加湿器を使用していたら内部はカビにとって最高の条件が整っています。
加湿器といっても温かい蒸気を送る「スチーム式」水に空気を送って湿度を上げる「気化式」水を超音波によって微細な粒子にし、噴出する「超音波式」スチーム式と気化式の二つのタイプを合わせた「ハイブリッド式」の4タイプに分かれます。
中でも「気化式」「ハイブリット式」「超音波式」の加湿器はお手入れをこまめに行わないと雑菌が発生しやすくなってしまいます。
こまめなフィルター掃除や交換がおすすめです。
加湿器のイヤの臭いを撃退するには?自分で掃除はできるの?
加湿器は自分で掃除できます。
取扱説明書などにもお手入れの方法などが記載されているので参考にしましょう。
ここでは、主な掃除の方法を紹介していきます。
①フィルターのお手入れ
フィルターはつけおき洗いをします。
1時間ほどが目安です。
落ちにくい汚れは傷がつかないように、スポンジや歯ブラシなどで軽くこすります。
つけおき洗いが終わったら水でよくすすぎ乾燥させてから加湿器に戻しましょう。
②タンクのお手入れ
給水タンクは水をすべて捨て、500mlの水に中性洗剤を入れて振ります。
泡立たなくなるまですすぎを繰り返してから乾燥させます。
③加湿器内部の汚れ
水の量に対して1割くらいのクエン酸を溶かして、加湿器のタンクの中に入れ、加湿器を1時間作動させます。
そしてタンクや加湿器の底に残ったクエン酸水を捨てて水でよくすすぎましょう。
④カビや白いカスの掃除
部品がつけおき出来るサイズの容器に、水1ℓに対しクエン酸を小さじ1程度入れよくかき混ぜます。
給水タンクも同じ要領で行います。つけおき後に残った汚れがある場合にはスポンジや歯ブラシでこすります。
汚れが落ちたら給水タンクを水ですすぎしっかり乾燥させてから加湿器本体に戻しましょう。
ピンク色の汚れ、赤カビには重曹を使います。
水1ℓあたり重曹大さじ2を入れクエン酸の時と同じ要領でお手入れしてください。
最近ネットで良く見る「オキシ漬け」という手もあります。
オキシクリーンには計量スプーンがついているので説明書を参考に40℃~60℃のお湯に溶かし20分以上つけおきしてください。
こちらもクエン酸、重曹と同じ要領でお手入れしましょう。
加湿器のお手入れ&水垢落とし