東京のタクシーでの忘れ物が持ち主に戻る確率は?
持ち主に戻る確率は、極めて低いです。
なぜなら、高価なものや個人情報が入っているものほど、運転手が拾う確率が低いからです。
次次に乗ってくるお客が持って行ってしまうケースが多いので、注意してください。
東京では通常、タクシー会社で忘れ物を保管するのは、1週間程度です。
その後は警察に届けられてしまいます。
警察署に届けられたものは、3か月間は保管されますが、その後は拾った人の持ち物となります。
拾った人が権利を破棄していない場合は、3か月後から2か月以内に受け取りに行くことで拾ったものを自分のものにできます。
ただし、携帯電話やカード、免許証などの個人情報については、警察署で調査して持ち主を探して連絡してくれることになっています。
それでも持ち主が見つからない場合であっても、拾った人がもらうことはできません。
また、傘や衣類などの安価なものである場合は、警察署に届けられてから、2週間で売却されてしまいますので、注意してください。
持ち主に戻るように、バックなどには名刺を入れておき、カメラや腕時計などは、シリアルナンバーを控えておきましょう。
落としやすい物には名前シールなどを貼っておくといいですね。
タクシーで忘れ物をしないための防止策は?
タクシーで忘れ物をしないための防止策として、一番いいのは、小物類はちゃんと鞄の中にしまっておくことです。
ポケットやチャックのついていない場所に入れておくと、簡単に落ちてしまうこともあるので、注意が必要です。
また、傘や買い物袋、パソコンなどは車に乗ったら、手放さないように握っておきましょう。
隣の席が空いているからと、隣に並べるようなことはしないようにしましょう。
また、タクシー会社を特定できれば、戻ってくる確率が上がるのですから、降りる際にはしっかりとレシートを受け取るようにしましょう。
まとめ
警察署に届けられた忘れ物でも、3か月間しか保管してくれないなんて、驚きですよね。
さらに、高価なものではない衣類や傘なら、2週間で売却されてしまうんですから、忘れ物に気づいたらすぐに行動しないとだめですね。
もちろん、忘れ物をしないように気を付けるのが一番ですから、ぜひ忘れ物防止策を考えてみてくださいね。