思い込みが激しい人との付き合い方・対処法とは?!思い込みの激しさは病気?


以前、私が働いていた職場の後輩に、すごく思い込みが激しい人がいました。
思い込みが激しすぎて他のスタッフを振り回したり、時にはぶつかったりして、ホント大変だったんですよ。(汗)


そういう人とは出来るだけ関わらないほうがいいんですが、
後輩だからそういうわけにもいかず。
時には指導しなければならない場面もあるわけで。
私の指導を聞き入れてもらうのは、とてもしんどい作業でした…。


今回はその当時経験した、
思い込みが激しい人への指導や対処法について
元看護師ライターかなさが紹介します!


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思い込みが激しい人が同じ職場に!病気なの?思い込みが激しい人の特徴は?


思い込みが激しい人は共通して「自分が一番正しい」という考え方が根本にあり、その考え方はその人の行動に悪い影響を及ぼしています。


1. 他人の意見に耳を傾けない。

常に「自分が一番正しい」と思っているため、他人に間違いを指摘されても、
「そういう考え方もあるのか」と柔軟な対応が出来ません。


そして、「あの人は全然わかっていない」などと、
他人の意見に耳を傾けようとしません


2. 客観的な視点で物事を捉えることが出来ない。

客観的な視点で物事を捉えることが出来る人は、もっと他に良い方法があるのではないかとあらゆる視点から考察することが出来ますが、思い込みが激しい人は自分の意見のみが唯一の方法だと考えてしまいます


そのために視野が狭くなり、誤った判断をしていることに気がつかないのです。


3. 感情的になる傾向がある。

思い込みが激しい人は他人の意見に耳を傾けないために、
たくさんの情報を得ることが出来ません。



情報が少ない分判断能力も乏しく、難しい判断を迫られたとき
パニック状態になることが原因で感情的になってしまうのです。


4. 空気が読めない。

空気が読めない人は、その場の状況や他人の気持ちを察することが出来ません。やはりこれも、「自分が一番正しい」と思っていることが根本にあるためで、自分が間違った行動をとっている自覚が無いのです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


このように、思い込みが激しい人の特徴をあげましたが、育った環境や元々の性格のほかに、病気によってこのような行動を起こしている可能性もあります。


代表的な病気としては、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)があり、ASDが疑われる人は上記に加えて次のような特徴があります。


1. 大勢で物事を成し遂げることが苦手。

2. 次に自分がどう動けばよいのか、判断できない。

3. 相手の話を誤って解釈する。

4. 考えをうまく他人に伝えることが出来ない。

5. 自分が納得できるパターンの行動に強くこだわるため、想定外の行動を取ることが出来ない。


このような行動が見られた場合は、明らかに他の人と比べると異質な雰囲気を醸し出しているので、「もしかしてASD …?」と思うかもしれません。


その時は逆に「病気だから仕方がない」と温かい目で見守り、上司と共に対策を考えるべきです。



思い込みが激しい人・同僚との付き合い方・対処法 その1:絶対に威圧しない


私が手術室で働いていた時、手順通りに手術介助が出来なかったり、必要な物品を準備出来なかったりと、同じ失敗を何度も繰り返す後輩Nがいました。


このような状況ですから、当然周りにも迷惑をかけてしまうわけで。
医師や師長、先輩看護師がNに指導をしても、全く手応えがないのです。
まさに『糠(ぬか)に釘』状態でした。


そんなある日、Nが手術に必要な物品を準備し忘れてしまい、それに対して普段は穏やかな医師が「どうして君は!いつも同じ失敗を繰り返すんだ!」と怒鳴りつけてしまいました。よっぽど我慢の限界だったのでしょう。


そのことに、最初はNも驚いた様子でしたが、突然「でも私は…。」「でも、でも…。」と泣きながら言い訳を始めたのです!それを見た医師は急に冷静になり、その後一切しゃべることなく黙々と手術を進め、無事に終わらせました。


その日、リーダーナースであった私がその医師に、「うちのNが、すみませんでした。」と謝罪すると、「いや、もう急に冷めちゃったよ。何を言っても無理だね…。」と苦笑いしていました。その後Nに、「どうして謝罪しなかったの?」と聞くと、「使うと思わなかったんです…。」との返事が。


この手術では何度もその物品を使用していることや、
前にも準備していなかったことを指摘しても言い訳ばかりを繰り返す始末。


このように、思い込みが激しい人に対して威圧的に対応しても言い訳を始めたり感情的になるだけで、何も解決することはありません
よって、他の方法を探すべきです。


思い込みが激しい人・同僚との付き合い方・対処法 その2:一旦思い込みを受け入れて紙に書かせる


私は、この医師とのトラブルの後、Nへの対応を変えました。
Nの手術介助や看護ケアが間違っていると感じた時
何故このような行動をとったのか紙に書かせることにしました。


もちろん、最初は面倒そうな顔をしていましたよ。
しかし、「あなたのようなやり方も参考にしたいから。」と、一旦相手の考え方も受け入れる姿勢を示すと、すぐに納得してくれて紙に書いていました。(笑)
結構単純な面もあるようで。


そして、Nが書いた内容を読み上げ、「こういうことも考えられない?」と聞くと、素直に「確かにそうですね…。」と受け入れるようになったのです。


自分の考えを紙に書いて視覚的にすることで、物事を客観的に考えられるようになり、私や他の人の意見も少しずつ受け入れてくれるようになりました。


思い込みが激しい人・同僚との付き合い方・対処法 その3:業務上のルールをマニュアル化する


思い込みが激しい人には、『暗黙のルール』というものは通用せず、自分が正しいと思うやり方を進めていきます。たとえそれが間違ったやり方であっても、です。


暗黙のルールが通用しないなら、公認のルールにするのが一番!
ということで、細かいことも全てマニュアル化することにしました。


正直、骨の折れる作業でしたが、そうすることでNが思い込みでマニュアルと違う行動をとったときに「どうしたの?」と冷静に声をかけやすくなりました


そして、指導する内容がマニュアルによって明確化されているので、
誰もがNに統一した指導を行うことが出来るようになりました


【まとめ】


思い込みが激しい人は、根本に「自分が一番正しい」と思っている傾向が強くあります。


ですから、なかなか他人の意見を受け入れることをしないために対応が難しくなるのですが、私の経験上有効だった対応として、
1. 絶対に威圧しないこと。
2. 一旦思い込みを受け入れて紙に書かせること。
3. 業務上のルールをマニュアル化すること。
でした。


正直、このような対応をしたからといって、後輩Nの思い込みがなくなったわけではありません。しかし、業務に支障をきたすことが少なくなり、職場にとっては大きな成果でした。


あなたの周りにも「思い込みが激しい人」がいて困っているのなら、ぜひ、試してみてくださいね。

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