でも・だってが口癖な新人や後輩にはどうやって指導をしたらいい?

人間関係
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でも・だってが口癖の新人への指導方法・対処法 その2:共感して、いいところを褒める

手術室に勤務していた時にも、D言葉連発の後輩がいました。

翌日に担当する手術を伝えると、

Bさん:「分かりました。でも、この手術経験ないんですよね。」
私:「手術室に来てだいぶ経っているけど。なんで言わなかったの?」
Bさん:「だって、プリセプターが管理していると思っていたから…。」
私:「そんなの、自分から言わないとダメでしょう?」
Bさん:「…すみません。」

この時点で、未経験の手術につけることを止めても良かったのですが、

私:「Bさん、手術介助の自信がないのね。私はBさんはいつも上手に介助していると思うよ?もっと自信持ってもいいと思うな。
Bさん:「分かりました。やってみます。フォローお願いします。」
私:「OK!手術の予習、しておいてね!」

このように、D言葉を使う人は、自分に自信がない人が多いので、実は周りから高い評価を受けていても、それを耳にしない限り自信が持てないのです。

だから、時には相手に伝わるようにしっかりと褒めてあげて、その人に自信とやる気を出させることも大切です。

でも・だってが口癖の新人への指導方法・対処法 その3:D言葉で対応する

一度、D言葉を連発する後輩に対して、私もD言葉で対応していたことがありました。

後輩に「あの店美味しいですよ。」と言われても、「美味しそうだね。でも、場所が悪いね。」とか、手伝ってほしいと言われても、「今は無理。だって私、やらなければならないことがあるから。」とか。

どんなに考えさせても褒めても、D言葉が治らない後輩に、言われる側の気持ちを知ってほしかったんです。

すると、後輩が他の同僚に「かなささん、最近感じ悪いんだよね。」と話していたらしく。

いつもD言葉で返してくる私に不快感を持ってしまったようでした。

しかしその時の同僚の返しが良かった!

それ、あんたじゃん。かなささん、わざとでしょ?私には言わないもん。
と言ってくれたのです。(良くわかっている!!)

その後、D言葉連発の後輩は、意識的に使わないように頑張っている様子が見られました

これは究極の方法で、相手に伝わるかはある意味「賭け」ですが、うまくいけば効果は抜群です。

まとめ

「でも」「だって」が口癖の人の心理・特徴としては、

・自分に自信がなく、常にネガティブ思考の人
・自己中心的で幼稚な思考。
・素直になれない。言い訳ばかりする。
・無責任で常に責任転嫁しようとする。

ということがあり、このような人に指導をするのは本当に大変です。

指導法としては、

1.ネガティブな思考になっている原因を考えさせる。

2.時には褒めて、自信をつけさせる。

3.D言葉で対応して、周りに与える影響をわからせる。

ことが効果的で、それによりD言葉を使わなくなった後輩が何人かいました。

ネガティブな人と話していても嫌な気分になるし、あまり関わりたくないなと思ってしまいますが、このような成果を出すためにあえて避けずに接することで、お互いに意見を言い合える人間関係を築いておくのも大切ですね。

これらの点を意識しながら、指導頑張ってください!

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