福井県鯖江の「すりばちやいと2024」とは?ご利益は?鯖江市の観光スポットも紹介!

2月のお祭り
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鯖江の2月の風物詩「すりばちやいと」とはどんな行事?

すりばちやいとは鯖江市にある中道院というお寺で行われる行事で、年に2回開催されています。

日程は毎年2月20日と3月2日、毎年2回この時期にすりばちやいとは行われているんですね。

開催日:2024年2月20日(火)・3月2日(土)

時間:午前7時30分から午後5時まで

会場:中道院

参照サイト:

すりばちやいと(福井県/鯖江)|開催期間・アクセス|るるぶ&more.
鯖江のイベント(節句・年中行事)、すりばちやいとについて紹介。写真、クーポン、チケット、周辺の宿泊などおでかけ・旅行・観光に役立つデータが満載。

住所:福井県鯖江市長泉寺町2丁目7-7

すりばちやいと(中道院)

公共交通機関:福井鉄道福武線「西山公園駅」から徒歩で5分。JR「鯖江駅」から徒歩で15分。
車:北陸道鯖江ICから車で5分。

どんな行事?

具体的にどのようなことをするのかというと、すり鉢型の護摩炉を頭の上に載せてお灸をすえるというものです。

こうすることによって頭痛などの病が治る、そして頭が良くなるというご利益があり、時期柄もあって受験生の合格祈願としても人気が高いんですね。

すりばちやいとはこのようなご利益があることからお年寄りの方や受験生、そして受験生の孫を持つお年寄りの方などで毎年人気が高く、行列になるほどの方が訪れます。

すりばちやいとという不思議な名称も、この頭にかぶる護摩炉がすり鉢に似ているというところから来ているのですね。

ちなみに中道院は鯖江市の中心にある天台宗のお寺であり、別の名として「元三大師」とも呼ばれています。

中道院の歴史は1200年と長く、泰澄大師によって創建し、平安時代に元三大師によって再建されたので別名が「元三大師」にもなっているのですね。

元三大師は天台宗の中興の祖としても知られていて、お寺の名前として残っているのも納得かもしれません。

すりばちやいと

「すりばちやいと」のご利益とお作法は?

護摩炉を頭にかぶってお灸をすえる、と言葉にすると簡単ですが、なかなか想像がつきにくくもありますので、まずは動画で確認してみましょう!

すりばちやいと

すりばちやいとにどの程度人が集まるのかというのも動画で分かりますが……かなりの方が集まっていますね!

すりばちやいは頭痛を治す、頭を良くするなど、「かつて参拝者の頭に護摩炉をかぶせてお灸をすえ疫病が治まった」という言い伝えからのご利益があると言われています。

そのためにはまず手にした御札、写真などを護摩炉の下に置いてから鉢を頭にかぶらせてもらい、読経に合わせて静かに合掌します。

そして無病息災や家内安全、受験合格などを願い、頭から護摩炉を外されて終了です。

また受験生のお孫さんのために参拝にくる方も多く、そういった場合は人数分の御札と写真を護摩炉の中にいれてから読経を唱えてもらうそうですよ。

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