玄米の正しい保存方法は?冷蔵庫?常温?
長期間良い状態で保存するためには、湿度を低く、温度も低く保つのが重要です。
なので、冬なら寒い廊下などでも大丈夫でしょうが、夏や梅雨の時期には冷蔵庫の野菜室に入れて保存するのがベストでしょう。
冷蔵庫のベストポジションは温度が少し高めの野菜室が良いですが、普通の冷蔵庫でも問題ないそうです。
常温で保存する場合は、なるだけ早く食べきるようにしましょう。
夏場であれば2週間以内であり、冬場でも2か月以内といわれています。
春と秋ならば、1か月程度でしょう。
ちなみに、開封前であれば大丈夫と考える人も多いでしょうが、お米の袋には穴が開いているのが一般的なため、開封していなくても酸化による劣化のスピードは変わりません。
なので、常温で保存するよりも、冷蔵庫で保存するのを強くお勧めします。
玄米から異臭が。。。。食べられる?捨てるタイミングは?
玄米だって湿気が多い場所にあれば、黒や緑色に変色したカビに覆われてしまいます。
ただ、色が付いたカビが生えていれば、一目で食べられないことが分かりますね。
カビが生えているかチェックする方法
でも、カビには一目ではよく分からない色の物もあります。
そういった場合は、玄米を洗った際に水が黒く濁っているかどうかで判断してください。
黒く濁っていれば、カビが生えている証拠ですので、食べない方がいいでしょう。
カビには根っこがあるので、洗い流したくらいではなくなりません。
昔は洗ったり、カビが生えた部分を切り落として食べていたと思いますが、危険なのでもったいないですが廃棄しましょう。
保存している容器内に虫が!
さらに、気を付けないといけないのが虫ですね。玄米に湧く虫として、定番なのがコクゾウムシです。
この虫は飛んで来る虫であり、玄米の中に卵を産んで、中で幼虫は大きくなります。
3ミリくらいの大きさになると、米粒から外に出てきます。
なので、複数の虫が容器内にいると、米粒の中にも虫がいる可能性があります。
ただ、この虫を食べてしまっても健康被害が発生することはまれです。
でも、個人差がありますが、アレルギー反応が出る場合もあるので、あまりにも多くの虫が湧いている場合は、食べるのを控えた方がいいでしょう。
まとめ
玄米は白米と変わらないカロリーですが、白米よりも高い栄養素をもつ食材なので、日常的に白米と混ぜて食べるのが良いと言われていますね。
最近では5分や7分などの精米も販売されていますね。
玄米よりも食べやすく、炊きやすいので、初心者はここから始めるのもいいでしょう。
ぜひ、日常の食事に玄米を取り入れてみてくださいね。