年が明けると「七福神巡り」と言われる七福神寺社への参拝をされる方が増えてきます。
中にはツアーまで組んでいるところまであるくらい人気。
その名の通り、七福の神様の集まりです。
しかしそれはなぜ、一体どのような経緯で、我々庶民の間で親しまれ、信心されるようになったのでしょうか?
七福神信仰は我が国独特の民俗行事ではありますが、七福神の神様方はそれぞれにルーツが違っており、それぞれが大変個性豊かな神様。
・恵比寿神 商売繁昌・大漁・五穀豊穣
・大黒天 豊作開運 招福
・毘沙門天 家族を守り勇気を与える
・弁財天 夫婦円満・知恵を与える
・福禄寿 長寿長命
・寿老人 家庭円満・無病息災
・布袋尊 平和を授ける
日本の神様のほか、中国・古代インドの神様もいらっしゃるのが特徴で、日本の神社・仏閣に祀られている本来の神様が、それぞれに七福神の神様ともご一緒に祀られる形で広く親しまれて来ているのです!
“八百万神(やおよろずのかみ)信仰”の歴史ある日本だからこそ、独自の信仰心に根付くことができたのでしょうね!?