ご利益たっぷりの七福神巡り。いつのタイミングに行くのが最適?
七福神は室町時代末期ごろから信じられるようになった民間信仰とされています。
「七福神巡り」は、江戸時代の頃に広まっていった風習で、“松の内”(正月の15日まで)の間は家に神様が滞在している期間とされているため、この期間に七福神がお祀りされている神社やお寺を巡ることで、“ご加護に預かり、その年の難から逃れられることができる”という言い伝えがあります。
ですから、年明けの1月に「七福神巡り」をされている方が多いのです。
七福神巡り鎌倉のおすすめルートは?どれぐらいの時間がかかる?
オススメの1日「七福神巡り」コースは、次のとおり!
鎌倉の七福神めぐり 参考HP:
スタートは北鎌倉駅。
駅を背にして左方向へ歩き始めます。
北鎌倉駅→(500m/6分)→1.布袋尊の浄智寺
布袋といえば大きな袋を背にして杖を持つ姿が有名ですが、浄智寺の布袋像は袋を背負わず右手で前方を指差しているのがユニーク♪
境内奥の洞窟に祀られています。
参考HP:
1.布袋尊の浄智寺→(1.7km/25分)→2.財天の鶴岡八幡宮
ちょっと距離がありますが、のんびり歩きましょう。
大仏と並んで鎌倉の顔・鶴岡八幡宮に着きました。
目指す弁財天は八幡宮境内の中にある鎌倉国宝館の中に安置されています。
参考HP:
2.財天の鶴岡八幡宮→(250m/3分)→3.毘沙門天の宝戒寺
八幡宮を出てすぐのところにある三の鳥居からまっすぐ進んで突き当たったところに萩寺として有名な宝戒寺があります。
毘沙門天は本堂向かって左の方に安置されています。
宝戒寺をでて目の前の道を左方向へ行きます。その道沿いに妙隆寺があります。
参考HP:
3.毘沙門天の宝戒寺→(400m/5分)→4.寿老人の妙隆寺
本堂手前にある池のほとりの小さな社に寿老人が祀られています。
こちらの寿老人は欅の一本造りです。
また、本堂の左手前にはもう一体の寿老人(石造り)がいます。
参考HP:
4.寿老人の妙隆寺→(350m/5分)→5.恵比寿神の本覚寺
恵比寿神は本覚寺の夷(えびす)堂の中にあります。
堂内には黒い恵比寿神が祀られています。
幕府の守り神として源頼朝が祀ったと伝えられています。
参考HP:
5.恵比寿神の本覚寺→(450m/6分)→江ノ電鎌倉駅
ここから江ノ電の長谷駅に向かうため、江ノ電鎌倉駅まで行きます。
江ノ電鎌倉駅からは、江ノ電に乗るかバスに乗るかお好きな方で!!
バスターミナルは駅東口、江ノ電に乗るなら西口方面に向かいます。
江ノ電の長谷駅までは、江ノ電で6分、バスでは約15分ほどで到着します。
江ノ電鎌倉駅→(江ノ電/6分)→6.大黒天の長谷寺
大黒天は長い石段を登ったところにある大黒堂の中とその隣にある宝物館の中にあります。宝物館の中にある方が本尊の大黒像です。
また、長谷寺は長谷観音と呼ばれている十一面観世音菩薩、展望台から見る由比ガ浜海岸などの見どころがありますのでゆっくりお楽しみ下さい。
参考HP:
6.大黒天の長谷寺→(500m/6分)→7.福禄寿の御霊神社
福禄寿が祀られているのは本殿に向かって右側の社です。
おつかれさまでした。
参考HP:
これで七福神をすべて巡りました。
実は、鎌倉から少し離れた江ノ島には、「日本三大弁財天」のひとつとして名高い「妙音弁財天」をお祀りしている“江島神社”があります。
時間に余裕があればそちらにも足を伸ばされてはいかがでしょうか?
江島神社 公式HP: