成田不動尊の納めの不動、概要とみどころは?
成田不動尊とは
成田不動尊とは通称で、正式には「成田山新勝寺」です。
平安時代に関東では平将門の乱が起こります。
弘法大師(空海)が乱を鎮め、関東を守るために成田山に不動明王像を安置します。
乱が治まり弘法大師が京に帰ろうとするとその像が動かなくなり、それを神様のお告げとしてこの地に新勝寺を建立したとされています。
江戸時代の歌舞伎役者 市川團十郎が屋号に成田屋を名乗り、不動明王が登場する芝居をしたことから、民衆からの絶大な信仰を集めるようになりました。
成田不動尊納めの不動 開催概要
日程:2023年12月28日(木)
場所:成田山 新勝寺(千葉県 成田市 成田1)
例年の来場者数:20,000人
屋台出店数:約120店
成田山 新勝寺 公式HP:
公共交通機関:JR成田線成田駅、京成電鉄成田駅徒歩15分。
成田不動尊の納めの不動のみどころ:その1.盛大な護摩供養
納めの不動の日は、野外での護摩供養が行われます。
山伏姿の僧たちがお札やお守りなどをお焚き上げして、不動明王へ1年間の御利益を感謝します。
迫力あるお焚き上げは、1年間の厄を落とすのにピッタリです。
1年の感謝にお焚き上げ 成田山新勝寺
成田不動尊の納めの不動のみどころ:その2.成田山グルメ
成田不動尊の近くの参道は、お土産物や飲食店がたくさんあります。
成田山ではウナギの名店も多く、また甘太郎焼きなどの独自のスイーツも。
最寄駅から境内まで少々遠いですが、近くのお店を見ながら進めば気にならない距離です。
成田不動尊の納めの不動のみどころ:その3.雄飛の滝
成田山公園内を流れる滝で、開運に効果があるパワースポットとして有名です。
滝の右手には彫刻家 山本瑞雲の傑作と呼ばれる「御滝不動尊」が安置されています。
成田山公園内の雄飛の滝
目黒不動尊の納めの不動、概要とみどころは?
目黒不動尊とは
目黒不動尊は通称で正式には「天台宗 泰叡山 瀧泉寺」といいます。
天台宗山門派の祖である円仁という僧が不動明王像を安置し、このお寺を創建しました。
目黒不動尊には不動明王以外にも薬師様、阿弥陀様、観音様など多くの神様を御本尊としています。
地理的にも江戸の裏鬼門を守護する寺として江戸幕府の時代から大事にされていたお寺です。
目黒不動尊はパワースポット。不動明王をチェック
目黒不動尊納めの不動 開催概要
日時:2023年12月28日(木)
場所:天台宗 泰叡山 瀧泉寺(東京都目黒区下目黒3-20-26)
例年の来場者数:不明
屋台出店数:約40店
目黒不動尊 公式HP:
公共交通機関:JR「目黒駅」徒歩20分。東急目黒線「不動前駅」徒歩15分。
目黒不動尊の納めの不動みどころ:その1.水かけ不動明王
不動明王像に水をかけるだけで自分の心身が清浄されるという何ともお手軽なパワースポットがあります。
けがや持病のある方は是非行ってみてください。
目黒不動尊,みずかけ不動明王
目黒不動尊の納めの不動みどころ:その2.食べ物系露店
縁日の日には多くの露店が立ち並びます。
目黒不動尊では、目の前でブレンドしてくれる七味唐辛子や、たくわんなどの漬物の屋台などなかなか見られないジャンルの食べ物もあります。
また年の瀬ということもあり、お正月用の数の子のお店もあります。