やけど虫に触っちゃった!どうしたらいい?
やけど虫に触っちゃった場合は、すぐに流水で手を洗いましょう。
症状が出る前にしっかりと虫の体液を落とすことが重要です。
また、自分の近くでやけど虫を見つけた場合は、退治してもよいですがその場合は直接触らないようにしましょう。
ティッシュを使うなら、3枚は重ねてくださいね。
死骸であっても直接触らないようにしましょう。
また、潰した際には、テーブルや床など体液が付着していそうな場所もしっかりと洗ってください。
基本的には、やけど虫に触れても、普通の火傷とおなじです。
腫れてしまった場合はステロイド系の軟膏を塗ることで、1~2週間程度で治ると思いますが、重度の場合は皮膚科に行く方が良いでしょう。
また、跡にならないようにすぐに対処したい場合も皮膚科で自分に合った薬をもらう方が良いでしょう。
やけど虫に触れないためにはどうしたらいい?
さて、やけど虫対策としては、まず水気のある場所や草むらに近づかないことが重要です。
夏にもなると、川遊びが楽しい時期ですが、やけど虫がいる可能性があるので注意してください。
虫よけスプレーは有効?
やけど虫は蚊とは違い、普通の虫よけスプレーでは遠ざけられません。
さらに、普通の殺虫剤や蚊取り線香でも効かないようです。
よくある網戸に吹きかける虫よけスプレーも効かないらしいですが、窓や網戸に吹きかけるタイプの忌避殺虫剤や噴射して退治するタイプの殺虫剤の中には、やけど虫に対応しているものもあるので、殺虫剤に抵抗がない方は探してみてください。
家の中へ侵入させない対策は?
他にも、家の中に侵入してこないように、室内灯を紫外線が少ないものにすることでも対策できます。
換えるのが難しい場合は紫外線を遮断するフィルムを窓に貼るのもアリですよ。
市販の殺虫剤が苦手だという人には、アロマランプがおすすめです。
ちょっと意外かもしれませんが、赤松や黒松、ヒノキなどが発するフィトンチッドという化学物質がやけど虫に有効なんです。
というよりも、どんな虫でも弱らせることができるそうです。
なので、蚊取り線香代わりにアロマランプにヒノキの精油を垂らして使用するだけで、やけど虫も蚊もダニも弱らせて、殺すことができます。
ちなみに、消臭や花粉症予防、殺菌にも効果的で、人にはリラックス効果を与えてくれるので、おすすめです!
アース製薬 忌避殺虫剤 公式サイト:
まとめ
やけど虫はとっても怖い虫ですが、きちんと対策を知っておけば、万が一触ってしまっても大事に至らないと思います。
夏場は自然と遊ぶことも多いでしょう。
そんな時は暑いかもしれませんが、きちんと肌を守って遊ぶようにしましょう。
それだけでも、被害は抑えられます。
もしも、服にやけど虫が止まってしまったら、息を吹きかけて追い払うようにしましょう。
やけど虫にはなるだけ触らないことを徹底して、夏を乗り切ってくださいね。