ゴキブリはなぜ発生するの?原因と対策は?
ゴキブリが発生してしまう理由としては、まず最初にふたつほど考えられます。
ひとつはゴキブリが外から侵入すること、そして二つ目は室内に植え付けられた卵から増えていくことです。
二つ目はやっぱり「元々外から入ってきて植え付けたゴキブリがいる」ということなので、突き詰めると「外からの侵入」が原因なんですね。
ゴキブリは嗅覚に優れているので、良いエサや水場を求めて動き、部屋に入ってきます。
また一度入った部屋のにおいを覚える習性もあるので、一度覚えたにおいの場所に戻ってこようとすることもあります。
またゴキブリは極端に寒い場所(-5℃以下程度)になると生きていけませんし、7度以下の環境では成長が止まってしまいます。
もちろん乾燥した場所では生きていけませんので、湿度がある場所を求めて移動します。
エサを求めること、暖かい場所を求めること、湿度がある場所を求めること……これをほとんど解決する場所が屋内、そして「台所」なんですね。
台所でゴキブリを見る機会が多いのは当然のことで、ゴキブリはそこにあるエサや水、そして暖かい環境を求めて集まってしまっているんです。
発生してしまった場合は殺虫剤などで処理、またゴキブリホイホイなどで捕らえていくことになると思いますが、それはもちろん行うとして、それ以前に大切なこととして「侵入をふせぐこと」があります。
上下水道の隙間、通風口や換気扇の穴など、家屋にはどうしても穴がいくつかありますので、そういった場所をしっかり閉じられるようなフィルターなどで閉じておきます。
また窓を開けるときは網戸にしておき、ゴキブリが通れるような隙間を作らないことも効果的ですね。
しかしどこまで頑張ってもゴキブリはいつの間にか侵入していることがあります。
これは玄関を開けたほんの僅かな間に侵入していることもありますし、宅配などのダンボールにまぎれていることもあります。
家の中でずっとゴキブリを見ないようにするのはなかなか難しく、出入りできそうな穴を塞いだあとも緊急対策用の殺虫剤などは用意しておいたほうが安心ですね。
ゴキブリ以外にも蚊取り線香が効く害虫は?
蚊取り線香はゴキブリにも有効ですが、他にはどんな害虫を駆除できるのか気になりますよね。
基本的にほとんどの昆虫に効果がありますので、虫であれば効果があります。
コバエや毛虫などの害虫ももちろん同様ですので、夏場の虫除けとして一つ用意しておくと安心ですね。
ゴキブリは身体が大きいので、すぐに効果を発揮して動けなくなることはないかもしれません。
とはいえ効果がある煙であることは間違いないので、ずっと同じ部屋にいたら確実に効果はあると思います。
危険なのはカブトムシやクワガタなどを飼育している家庭で、もちろん昆虫ですので蚊取り線香を使ってしまうとカブトムシ達も危険です。
昆虫を飼育している家庭で使うことは避け、違う虫除け方法を考えましょう!
まとめ
何気なく使っている蚊取り線香ですが、効果があるのは蚊だけではなく、ゴキブリにも有効だということが分かりました。
むしろ虫全般に効果がありますので、カブトムシなどを買っているご家庭、また夏場などは子どもがカブトムシなどを持ち帰ることもあると思いますので、十分に気をつけてあげてくださいね。
蚊取り線香だけでゴキブリを排除することは難しいかもしれませんが、補助としては十分だと思います。
蚊やコバエにももちろん有効ですので、虫除けしたい夏場は積極的に使っていきましょう!