蚊取り線香はゴキブリにも効果があるのか調べてみた!結論は・・・?

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ゴキブリに蚊取り線香は効果はあるの?

最初に答えを言いますと「効果あり」で、蚊取り線香はゴキブリも含め、虫全般に有効です。

蚊取り線香に使われている有効成分の元は「ピレトリン」というもので、昆虫に対する殺虫効果が高く、逆に人やペットに対する毒性は低い成分です。

似た構造の化合物をピレスロイドと言い、ピレトリンを元に様々な特徴を持つピレスロイドが作られています。

蚊取り線香はこのピレスロイドが使われ、香りつきなど様々なタイプがありますが、特に広範囲やアウトドアでも使いたいという場合に強いタイプを探す場合は「太巻タイプ」がおすすめです。

断面が通常の2倍ですので広範囲に広がりやすく、外でも安心して過ごせます。

蚊取り線香は煙に有効成分が含まれていますので、有効成分が部屋に広まればすぐに効果を発揮します。

……とはいえゴキブリは蚊と比べると身体も大きく、煙を吸ったからと言ってすぐに動けなくなるわけではなさそうです。

まともに蚊取り線香の煙を浴びてくれたら、ピレスロイドは神経細胞の働きを阻害する効果があるので動けなくなる、もしくは動きが鈍くなるなどの効果は期待して良いと思います!

少なくともゴキブリなど虫が忌避するにおいであることにも変わりはありませんので、そういった意味でもゴキブリ対策に蚊取り線香をつけておくのはありかもしれませんね。

ゴキブリ専用の薬剤は本当にたくさんありますが、よく言われる「ゴキブリが耐性をつけている」など、全く効果を発揮しない印象を受けてしまうこともあります。

ひとつの方法だけでゴキブリを排除しようとするのではなく、蚊取り線香も含めた複数の対策でゴキブリを部屋に寄せ付けない方法を考えるのが一番だと思います!

そもそもゴキブリってどんな生き物?

ゴキブリの特徴といえば「ゴキブリ並みの生命力」などとも言われるほどの生命力、そしてすばしっこく逃げる行動力ですよね。

ゴキブリは暗くて暖かい場所や湿気や水気、エサの多い場所、狭い隙間などを好みます。

暗い場所を好むという特徴の通り、基本的には夜間に這い出して活動する性質です。

また雑食であるのも特徴で、ゴキブリのエサがない環境というのはむしろ難しいレベルです。

全国的に広まって生息しているチャバネゴキブリ、関東から九州に生息しているクロゴキブリ、九州や本州の一部と言った南の地方のみに生息しているワモンゴキブリ、東北から関西に生息しているヤマトゴキブリなどが存在します。

この中でも家の中でよく見かけるゴキブリは「チャバネゴキブリ」「クロゴキブリ」で、チャバネゴキブリは体長が10~13mm、クロゴキブリは25~30mmほどになります。

寿命はチャバネゴキブリが3ヶ月から半年、クロゴキブリが半年から一年と、ゴキブリがいない状況がなかなかないことがここからも分かりますね……。

詳しくは次の動画でもありますのでぜひご覧ください……と言いたいところですが、虫やゴキブリが苦手な方は注意してくださいね!

ゴキブリ百科 制作:東京文映

ゴキブリは住み着いた家庭の環境に順応して定着し、どんどん数を増やしていきます。

2~5週間で卵から羽化し、現代の住宅は冬でも室内が暖かいため、ゴキブリがいなくなることはありません。

またわずか1.5mmの隙間に侵入しますので完全に排除しようとしても難しく、また逃げられて分からなくなってしまうことも多々あります。

生命力も高く、また最近はゴキブリ用の薬剤に適応した「抵抗性ゴキブリ」という、薬剤が効きにくいゴキブリが増えています。

このように順応性が高く素早いのでどこにでも出現する可能性があり、駆除も難しいんですね。

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