朝顔の観察のポイントは?
朝顔は花びらにおしべが5本、めしべが1本あります。
ツルは、左巻きにらせん状にまいています。
つぼみは、反対に右巻きにねじれていて、ねじれがほどけるようにして花が咲きます。
この辺を観察ポイントにしてはいかがでしょうか?
観察する時間帯
朝顔は朝が一番きれいに咲くので、毎朝観察します。
朝と夕方に朝顔を観察すると、朝顔は朝開いて、夕方はしぼんでしまう花というのことがわかりますよね?
観察をするポイント
小学生の子供と一緒に朝顔を観察しながら、色々問いかけして日記に書く題材を考えるきっかけを与えてあげます。
あまりまとまり過ぎても「お母さんが考えたでしょ?」と先生に思われてしまうかもしれませんね?
1.花を観察
子供に「花は何色? 花の中心にみえるものの名前は? いくつ咲いた?何時頃まで咲いた?花びらはどんな形?花びらに模様はある?」などと問いかけしてみます。
朝顔は1日の内に色が変化する場合があります。
それは、空気中の二酸化炭素などの影響で 花の細胞の酸性が変化して、青だった朝顔が赤くなることもあります。
2.ツルの観察
子供に「ツルはどのように伸びた?葉っぱはどんな形?つぼみはどんな形?」などと問いかけしてみます。それを絵に描いてみたら?と促してあげます。
3.たねの観察
子供に「たねの色は何色?たねの形はどんな形?数はいくつ?たねとたねの間にしきりのようなものがあるのはわかる?」などと問いかけしてみます。
朝顔の花は咲いたその日にしおれて、落ちます。
それから40~50日後に、果実のようになり乾いてきて、そのカラを破って中身を出すと黒いたねが出てきます。
一つのカラにだいだい3~6個の種が入っています。
もし枯れてしまったらどうする?旅行に行く場合は?
夏休みは家族で旅行の予定があったりしますよね?家を留守にする場合や、うっかり観察を忘れてしまった場合などは、どうしたら良いのかでしょうか?
枯らしてしまった場合も正直に書く?
朝顔を何とか枯らさずに育てたいというのが親心ですが、水やりをちゃんとやったつもりでも、枯らせてしまうこともあるかもしれません。
そこは正直に日記にはありのままを書いて、友達の家などの朝顔で観察日記を続けて下さい。
枯れてしまったことも立派な「観察日記」になりますからね。
旅行で観察ができない場合
旅行中の水やりは、水を入れたペットボトルのキャップに穴を開けてひっくり返して指しておきます。
もう一つの方法はバケツと古布を用意して、古布を細長く裂き、三つ編みにして細いロープを作ります。
バケツに水を入れ、バケツが鉢よりも高くなるよう置きます。
古布で作ったロープの端を鉢の中に埋め、もう一方をバケツの底に垂らします。
これで自動水やり機の完成です。
2日・3日観察を忘れてしまったら?
夏の暑い時期は1日以上水やりの間隔が空くと朝顔は枯れてしまいます。
しかし、朝顔の置いてある環境により、1週間放置していても、枯れない場合もあるようです。
残念ながら枯れてしまっても日記には正直に書きましょう。
まとめ
【小学1年生向け】朝顔観察日記の書き方と注意点!はいかがでしたか?
比較的育てやすいと思われる朝顔ですが、意外と奥が深いのがわかりますね?
朝顔は観察日記だけでなく、色々と遊びにも使えるようです。
例えば、朝顔から採った色水で絵を描いたり、ハンカチを染めたり出来ます。押し花やリースも作れます。
最後にまとめると、
1.朝顔は水やりのタイミングや置き場所などで、成長のしかたが変わる。
2.朝顔は早朝に花が咲いて、昼頃には閉じてしまう。
3.毎朝観察して、発見したことなどを絵に描いたり、写真を撮る。
4.種を採るタイミングは、実が薄茶色になり外皮が乾燥してきた時
5.枯れてしまっても、それを日記に正直に書く。
などをご紹介しました。
参考にしていただいて、是非、今年の夏はお子さんと朝顔で楽しんで下さい!