気づいたら白目がぶよぶよに!これって何!
白目のぶよぶよは、目を強くこすったときや、かいてしまった後に、よく起こる症状です。
白目の部分がぶよぶよとゼリー状になって水ぶくれになります。
症状の程度は人それぞれで、白目にほんの一部、しわが寄ったようになる場合から、黒目の周り全体が飛び出してしまって、まぶたがうまく閉じられないという人もいます。
これは「結膜浮腫」とよばれるもので、目をこするなどの刺激が原因で起こります。アレルギー性結膜炎がある人によく起こる症状です。
もともと、白目の表面には結膜という透明な膜がありますが、結膜は白目にぴったりくっついているのではなく、少し余裕があります。
この隙間に水がたまってむくんだ状態が、「結膜浮腫」です。
急性アレルギー性結膜炎による結膜浮腫
白目がぶよぶよ! コンタクトはしていいの?
コンタクトレンズを使用している人は、コンタクトレンズが原因で白目がぶよぶよになることもあります。
コンタクトレンズを使っていると、目が疲れやすくなったり、ドライアイの状態が続いたりして、目がかゆくなり、こすってしまうことがあるからです。
特に花粉症などを持っている人で、普段よくコンタクトレンズを使用する人は、適度に点眼するなどして、ドライアイをさけるようにしたいですね。
白目がブヨブヨになってしまった状態では、なるべくコンタクトレンズを使用しないほうが良いです。
コンタクトレンズの使用そのものが目にとっては負担になります。
眼鏡で過ごすようにしましょう。
どうしてもコンタクトレンズを使わないといけない場合は、ワンデー用の清潔なコンタクトレンズをつけましょう。
また、普段から、汚れた手でレンズや目の周りを触らないようにすることが、白目のぶよぶよ予防になります。
コンタクトレンズを清潔に保つことも重要です。