新潟白根大凧合戦2023!結果はどう決まる?楽しみ方は?

6月のお祭り
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新潟の初夏といえば「白根大凧合戦」どんなお祭り?

白根大凧合戦の始まりは江戸時代まで遡り、「中ノ口川の堤防改修工事の完成祝い」と白根側の人間が凧をあげたところ、対岸の西白根側に凧が落ちてしまったのがきっかけと言われています。

西白根側に落ちた際に畑を荒らしてしまい、それに腹を立てた西白根の人が対抗して凧を白根側にたたきつけ、「合戦」の始まりとなったんですね。

このため白根大凧合戦の凧は相手側に向かってあがるように工夫されてあり、その技術はどんどん改良を加えて今に至っています。

それぞれ特色のある組が伝統を守りつつ技術を磨き、一枚でも多く合戦するために凧をあげている……これが白根大凧合戦です。

どういった雰囲気なのかは動画でご確認いただくのが一番だと思いますので、まずはこちらをご覧いただければと思います!

白根大凧合戦2016

動画だけでも真剣な雰囲気が伝わってきて、実際に現場で見てみたいという気持ちにさせられますね!

こんな白根大凧合戦ですが、今年の予定・概要は以下のようになっています。

白根大凧合戦 開催概要

300年もの間、新潟市南区白根地域で引き継がれてきた白根大凧合戦。

戦後1947年以降73年ぶりに中止となった令和2年度を乗り越え、今年度は開催に向けて準備を進めています。

そのため、感染対策や観覧方法など、例年と異なる開催方法となっています。

皆様の安全を守るためにも、感染対策などをはじめ、実施にご協力ください。

開催概要

開催日時:2023年6月1日(木)~5日(月) 13時開戦

開催場所:新潟市南区 中ノ口川堤防上(白根橋~凧見橋間)

白根大凧合戦2023チラシ

5月31日(水)13:00~ こども大凧合戦

6月1日(木) パレード・開戦式

6月3日(土)花火

オンライン配信について
今年度は、5日間すべて凧合戦の映像をオンラインで配信します。

配信はこちら。

白根大凧合戦当日の実施判断について
当日の荒天による中止:当日の13時過ぎごろ、天気による実施を判断し、ホームページにてお知らせします。

例年のイベントのうち、中止のものは以下の通りです。
凧合戦写真コンテスト/北風まつり
その他のイベントにつきましては、決まり次第掲載させていただきます。

交通アクセスについて

凧合戦会場への交通アクセスについてはこちらをご確認ください。

観覧方法について

観戦の事前予約は行いませんが、状況に応じ入場制限を行う場合があります。

公式サイト:

令和5年 白根大凧合戦 特設ページ | 新潟市南区観光協会
令和5年度 白根大凧合戦 特設ページ 300年もの間、新潟市南区白根地域で引き継がれてきた白根大凧合戦。 6月1日~5日の5日間開催しています。 PDF(2MB)
令和5年 白根大凧合戦について
令和5年 白根大凧合戦ポスターを掲載いたしました。 その他、詳細につきましては、決まり次第掲載させていただきます。 【PDF】

2019凧PR動画

アクセス方法

新潟市南区中ノ口川堤防上

公共交通機関:上越新幹線燕三条駅から車で30分。

車:新潟西インターチェンジから車で30分。巻潟東インターチェンジから車で20分。
三条燕インターチェンジから車で30分。磐越自動車道新津インターチェンジから車で30分

臨時駐車場・無料シャトルバス情報

来場者は合計30万人近くにもなる大規模な合戦で、地元の方にとっては白根大凧合戦本番だけではなく「一年かけて作り上げてきた結果が現れる日」でもあります。

ぜひこの真剣勝負、近くで眺めておきたいという気持ちにさせられますね!

 

白根大凧合戦 勝敗のルールはどう決まる?観戦の楽しみ方は?

白根大凧合戦の勝敗ルールは凧を空中で絡ませて川に落とし、相手の凧の綱が切れるまで引き合って切れたほうの負け、という方式です。

制限時間以内に綱が切れなかった場合は「引き分け」となり、どちらの組も0.5勝となります。

綱を引き合う前に凧が離れてしまった場合は「ナキワカレ」となり、勝負がなかったことになります。

また1対1ではなく複数の組の凧が一緒にかかる場合もあり、状況によって勝敗の付け方もかわってきます。

優勝は期間中の「通算勝数」が多い組、同数の場合は勝ち綱の長さで決めています。

またこれとは別に「技能の部」があり、期間中の「通算勝負数」が多い組から順位がつけられます。

こちらは同数の場合は同順位となり、どちらも取ろうとすると大分厳しそうですね。

こういったルールを知って見るのと知らずに見るのとはまったく楽しみ方も変わると思いますので、ルールの基本はやっぱり覚えておきたいところですね!

またもちろん凧の絵柄を眺めるのも楽しみ方のひとつで、それぞれの組で伝統の絵柄が使われています。

江戸時代から続いている絵柄もあり、期間中300枚にもなる様々な凧を楽しむことが出来ます。

見る場所についてですが、川の東側と西側それぞれに無料の観覧席が用意されています。

また中ノ口川に船を浮かべ、それを観覧船に仕立てられていますのでそれに乗船することも可能です。

更に近くで見たいという場合は有料の観覧席もあり、そこでは間近で引き合いが見られますので迫力満点で白根大凧合戦を楽しむことが出来ます。

大凧は大変重量もありますので、立入禁止区域などには近づかないようにご注意くださいね。

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