姫路の初夏といえば「姫路ゆかた祭り」どんなお祭り?
姫路ゆかたまつりは、毎年夏至に合わせて開催されますので、ほとんどが6月22日から24日頃の開催となっています。
姫路ゆかたまつりの始まりは1742年、姫路城の城主であった榊原政岑が領地替えの際に城内にあった長壁神社を遷し、「遷座祭」というお祭りを開催したのが元と言われています。
このお祭りの開催が決まったとき、町民は突然のことだったのでお祭り用の服を用意することが出来ず、参加を躊躇うという状態になってしまっていました。
そんなところで榊原政岑が「浴衣で参加して良い」とお触れを出し、町民もお祭りに参加することが出来たんですね。
それまでは浴衣と言えば「寝間着」「パジャマ」的な扱いで、浴衣で外へ出るのははしたない行為だったのですが、このお触れのおかげで夏祭りに参加することが出来、また「夏のお祭り=浴衣を着るもの」という歴史のはじまりとなったのです。
現在は当たり前のように夏のお祭りに着ている浴衣ですが、その歴史の始まりはこんなところにあったのですね。
そんな姫路ゆかたまつりの雰囲気を、まず最初に動画で確認してみましょう!
姫路ゆかたまつり
動画を見ているだけでも浴衣でお祭りに着ている方がとても多く、姫路ゆかたまつりならではの雰囲気となっていますね。
ちなみに今年の姫路ゆかたまつりの概要ですが、以下にまとめましたので早い間にチェックしておきましょう!
開催日:2022年6月22日(水)~6月24日(金)
開催時間:16時半から21時半
開催場所:長壁神社、城南公園付近、商店街
公式サイト:
姫路ゆかたまつりへの来場者はおよそ20万人とも言われ、たくさんの浴衣を着た方々を見ることが出来ます。
近場の施設への入館無料サービスなども充実している、地元の方にとっても楽しみなお祭りなんですね!
雨天の場合も基本的にお祭り自体は決行ですが、一部パレードなどはコース変更などがある可能性があります。
万が一雨の場合は、当日の情報もチェックしておくと安心ですね。
姫路浴衣まつりといえば関西最大級の露店・屋台の数!
姫路ゆかたまつりと言えば、関西最大級の規模を誇る露店や屋台の数が有名で、多いときには700店舗以上もの露店や屋台が並ぶ、ものすごい規模でした。
しかし現在は縁日の規模自体は縮小されてしまい、100店舗前後となってしまっています。
それでも屋台の雰囲気を楽しむことは出来ますが、過去の情報だけを聞いていくとがっかりしてしまうことになるかもしれませんね。
露店や屋台の開いている時間なども基本的にお祭りと同じで、16時半から21時半、場所は長壁神社や城南公園、そして立町周辺となっています。
また近くの商店街でも様々なサービスが行われていますので、そちらへ行ってみるのも良いかもしれません!