赤ちゃんのゼロゼロのよくある正体 その2:風邪や外部の刺激の影響
赤ちゃんはまだ身体が未発達で、身体が小さいぶん外部のホコリなどの影響も大人より大きく受けてしまいます。
また気管支などが炎症を起こしている場合も、大人なら大したことがない炎症でも赤ちゃんにとっては大きな刺激になります。
その結果呼吸音がゼロゼロ言ったりすることが多いので、軽い咳が少し出る、いつもと違う状況や寒い場所に出たときにゼロゼロ言うという場合はそんなに気にしなくても大丈夫です。
風邪が原因の場合は、風邪が治ればゼロゼロ言うのもおさまります。
病院に行ったほうが良い場合との区別は、ゼロゼロだけではなく全身の様子、赤ちゃんの元気さを確認しましょう。
ゼロゼロ言っていても元気であり、ミルクや母乳をしっかり飲んでいるのであれば問題ありません。
痰が絡んでゼロゼロ言っている場合は風邪でも気管支炎など呼吸しにくい、飲みにくい状態になっているかもしれませんので、病院へ行ったほうが安心です。
赤ちゃんは咳をしても自分で痰を吐き出すことがなかなか出来ませんので、水分を補給して痰を切りやすく、流れやすくしてあげましょう。
大量に飲ませる必要はありませんから、一口二口程度の少量をこまめにあげるようにしてください。
縦抱きして軽く背中をトントンしてあげるのも痰が流れやすくなります。
また室内が乾燥していると水分が失われやすくなり、結果的に痰の粘り気も増してしまいます。
加湿器を設置する、もしくは濡れタオルを室内干ししておきましょう。
子どもの病気ワンポイントアドバイス(せきゼーゼー)
長期に渡ってゼロゼロが続いた場合はどうしたらいいの?
赤ちゃんのゼロゼロはよくある症状であり、今までお話したようなパターンの場合は成長と共になくなっていきます。
もちろん風邪の場合、赤ちゃんは抵抗力も弱いので熱が高かったりしんどそうにしている場合は病院に連れて行ったほうが安心ですね。
また1歳を過ぎてもゼロゼロ言うのが治らない、逆に音がどんどん大きくなるなどの場合は一度しっかり小児科で相談してもらったほうが良いと思います。
赤ちゃんの頃は検診も多いので、そのタイミングで一度保健師さんに相談してみるのもありですね。
赤ちゃんのゼロゼロはどうしても気になりますが、ほとんどの場合は何度もお話しているように1歳前後で収まります。
ゼロゼロ言うたびに心配し、それがママのストレスになると母乳の出にも影響してしまいます。
気になる場合は赤ちゃんの様子をしっかり確認し、元気かどうかをまずは見てあげてください。
赤ちゃんが元気であればまず問題はないと思いますし、赤ちゃん時代は検診や予防接種など気軽に相談できる機会もたくさんあります。
そう言った機会に相談し、赤ちゃんを見ながらお話してもらえればより安心できると思いますよ!
まとめ
赤ちゃんの小さな変化はとても気になりますが、何よりも大切なのは
「赤ちゃんが元気か、きちんと飲んでいるか、成長しているか」
という部分です。
赤ちゃんが元気でニコニコしているのならそれで大丈夫、本当に呼吸がしんどい場合は赤ちゃんもしんどいことを表してくれるので判断できますよ。
どうしても気になる場合は遠慮せず、検診時や予防接種時に相談してみてくださいね!
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