赤ちゃんがゼロゼロ言う。。。うちの子だけ?
小さな赤ちゃん、特に1歳未満の赤ちゃんがゼロゼロ言うのは、実はとてもよくあることです。
理由としてはミルクの飲み過ぎ、湿度やほこりなどの影響と様々であり、基本的には心配は要りません。
赤ちゃんはまだまだ身体全てが小さく未発達なので、ちょっとした外部の影響を大人より大きく受けてしまうのです。
喉の軟骨も柔らかいのでゼロゼロ言いやすく心配ですが、成長するにすれ自然に治ります。
気温の変化があったときや授乳後、また人混みや空気の乾燥などいつもと違う環境にいるときにゼロゼロ言っているだけの場合は、まず心配することはありません。
風邪などの影響でゼロゼロ言うこともありますが、これも小さな気管支に炎症が起こることによる影響なので風邪が治れば問題ありません。
一度に飲みすぎていることが原因であることも多いので、ミルクの量を少し減らすと落ち着くこともあります。
「赤ちゃんのゼロゼロは身体が未発達なためよくあること」
「特定の環境・状態のときだけのゼロゼロは特に気にしなくて良い」
この2点だけでも覚えておくと、随分気持ちも楽になりますよ!
赤ちゃんのゼロゼロのよくある正体 その1:ミルクなどの影響
赤ちゃんの胃の容量は6ヶ月程度の子どもで120~200ml、12ヶ月までで200~300ml程度だと言われています。
母乳で育てている方は分かりにくいかもしれませんが、ミルクを飲ませている方はピンときたのではないでしょうか?
一度にたくさんミルクをあげると、赤ちゃんの胃はすぐに容量ギリギリの状態になってしまうのです。
そして胃の容量の限界近くまでミルクなどの液体でいっぱいになってしまうと、「お腹が張る」「うんちが出ない」「咳が出る」「ミルクを吐き出す」と言ったことも起こりやすくなります。
一気にたくさん飲むと未発達な喉は空気と液体をしっかり分別することが出来ず、呼吸器官のほうにミルクや母乳が入り込んでしまうこともあります。
これらの結果、「赤ちゃんがゼロゼロ言う」という症状が起こりやすくなることもあるのです。
風邪や気管支炎でゼロゼロ言うことももちろんありますが、その場合も限界近くまで常に飲んでいては喉や胃に負担をかけ続けることになります。
結論としてはゼロゼロ言うのが気になった場合、まずはミルクや母乳の量を減らす、気道に入らず飲めるように寝ながらの添い乳を止めてみることをオススメします。
夜何度も起きてミルクや母乳を欲しがる赤ちゃんのために起き上がるのは大変ですが、やはり横になったまま飲むのは誤嚥、そして空気を吐き出せない(げっぷができない)などの危険があります。
飲ませるときは起き上がり、飲みおわったあとは縦抱きでしっかり空気を出してあげることが大切です。