知っておきたい「賞味期限」と「消費期限」の違いとは?
ほとんどの加工食品には、賞味期限や消費期限が記載されていますよね。この2つ名前は似ていますが、その内容は全く違うのでしっかり覚えておきましょう。
賞味期限
賞味期限は「定められた方法に従って保存した場合に、その食品に期待される全ての品質を十分保っていると認められる期限。
つまり、見た目、ニオイ、味など全てにおいて美味しく食べられる期限です。
消費期限
消費期限は「定められた方法で保存した場合に、品質が劣化しやすく速やかに消費すべき食品。
つまり、期限までならば安全に食べられるという保証期限です。
賞味期限は過ぎても食べられますが、消費期限の過ぎたものは食中毒などの危険もありますので、食べない方が賢明です。
ビールやお酒の一般的に賞味期限・消費期限はどれぐらい?
ビールの賞味期限
ビールには基本的に賞味期限が記載されています。
日本のメーカーでは一律で賞味期限は最長9カ月で設定しています。
これは、メーカーが味や香りなど全てを保証している美味しく飲める期間です。
そのため、賞味期限を過ぎても飲むことはできます。
他のお酒の賞味期限
ビールや缶チューハイ以外のお酒の場合、賞味期限が記載されていないことが多いです。
日本酒、ウイスキー、ウォッカなどの比較的アルコール度数の高いお酒は、開封さえしなければ、基本的にアルコールの殺菌作用で腐ることはありません。
また、ワインや焼酎などは長い間熟成したりするので、賞味期限が無いことが多いのです。
ただし腐ることはなくても、時間がたてば風味は変化してきますので、ご注意ください。