喪中におせち料理やお雑煮は食べていいの?浄土真宗や真言宗でのならわしは?

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「忌中」「喪中」を聞いたことがあると思いますが、どちらも身内に不幸があり、身を慎めて祝いごとを避ける期間です。「忌中」は50日、「喪中」の期間は13ヵ月が目安になります。


特に「喪中」の場合は、年末年始のお祝い事も避けなければならないと言われていますが、最近、「喪中」の過ごし方も少しずつ変わってきているようです。しかし、基本的なマナーを守ることはとても大切ですね。


そこで今回は、おせちの作法について調べている人へ詳しい情報をご紹介します。



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【喪中の作法:おせち料理やお雑煮は食べていいの?】

「喪中」年末年始の過ごし方では、何が良くて何をしてはいけないのでしょうか。


親族に不幸があった場合は、まずは年賀状を辞退する「喪中はがき」を送ります。毎年年賀状を送っている相手に、12月初旬から中旬までに届くように送ります。


喪中でもお歳暮は、お礼の気持ちを贈るのでOKです。ただし、相手が「喪中」の場合は、不幸の時期などを考えて時期をずらすなどの配慮が必要です。またその場合は、のしや水引は付けません。


クリスマスツリーの飾りつけや、旅行に特に決まりはありません。ツリーを飾る人もいれば、辞める人もいます。旅行は、遊興と考えて避ける人もいれば、特に気にしないで行く人と様々です。


喪中の年末年始のお墓参りはおすすめです。しかし、正月飾りは一般常識的には、しない方が無難です。


また、喪中の年末の挨拶と年始の挨拶は、無難に「来年もよろしくお願いします」「今年もよろしくお願いします」が妥当です。お年玉も人それぞれのようです。


<おせち料理は?>
おせちは新年のお祝いとみなされるため、駄目だという意見と、忌明け(四十九日)後は大丈夫という意見があります。基本的にお客さんを呼んで宴会をすることはNGですが、家族だけで、普通に食事としておせち料理を食べるのは問題ないようです。


<お雑煮やお酒は?>
お雑煮やお正月にいただくおとそ(酒)も、控えた方が良いという意見と、忌明け(四十九日)後はOKという意見があります。日常の食事として食べる分には問題ないと考えている人が多いようです。職場の飲み会は、忌明け以降にしましょう。


現在では従来の喪中期間を過ごしている人はほとんどいないようです。特に、会社や学校関係では、初七日や四十九日が明けると、喪中を解くのが一般的のようです。





【喪中の年始の過ごし方:初詣は行ってもいいの?】

初詣は、お寺へのお参りは忌中でも喪中でもOKです。神社は忌明けであればOKという神社と喪中はNGという神社があり、神社によって違うようです。


神社とお寺では、死に対する考え方が違い、神社は死をけがれと考えます。神様はけがれを嫌うため、喪中の人が鳥居をくぐることを良いとしないのです。


しかし、「忌中」と違い、「喪中」期間はOKだという考え方もありますので、神社に問い合わせてみた方が良いかもしれません。


また、厄除け(神社は厄祓い)も同様で、「忌中」はNGで、「喪中」期間はOKだと言われています。お守りや破魔矢の処分は、「忌中」明けならOKです。お札や破魔矢が欲しい場合も、「忌中」明けならOKです。



【浄土真宗や浄土宗を信仰している場合、喪中におせちは食べても大丈夫?】

浄土宗は、「あの世に行ってからのことを願う」宗教で、浄土真宗は、「生きている今現在の救いを得る」という考え方の宗教です。この二つに宗教の「喪中」についての考え方をご紹介します。


<浄土真宗の喪中の考え方>
浄土真宗には、「忌中」「喪中」はありません。「亡くなった人は、忌中(四十九日)を待たずに極楽浄土へ行かれ、阿弥陀如来様の元で仏様になる」という考えがあるため、 死も悪いこととはとらえていません。


浄土真宗では、特に喪中ハガキも出しません。お正月も普通に過ごしてかまわないという認識です。


基本的に、お正月も人それぞれ自己判断で好きなように過ごしてOKのようです。おせちやお雑煮も自由です。


ただ、他人からは非常識と思われる可能性もあるため、派手なお正月の過ごし方は避けた方が無難です。


<浄土宗の喪中の考え方>
浄土宗では、仏教の教えを守り一周忌が明けるまで、結婚式などの慶事は避けるのが基本です。また、神社への参拝もNGです。


また、 喪中に新年を迎えた場合、祝いごとを避けるため、年賀状は出しません。そのため、年賀状の送り先に、年賀欠礼のはがきを、12月初旬くらいに到着するように送ります。


喪中に年賀状を受け取った場合は、松の内(1/1~1/7)を過ぎてから、寒中見舞いで返事を出します。喪中の人は、新年の挨拶も控えます。


おせちやお雑煮は普通の食事としてならOKです。ただし、重箱や祝箸を使うのは避けた方が良いでしょう。おとそは避けた方が良いでしょう。


【真言宗を信仰している場合、喪中におせちは食べても大丈夫?】

真言宗では、一周忌までが「喪中」で、この日で喪が明けることになります。喪中に迎えたお正月は、年賀状や年始挨拶、正月飾り、初詣などの正月行事は控えます。


おせちやお雑煮は普通に食事としてならOKですが、重箱や祝箸を使うのは避けた方が良いでしょう。また「寿」などの正月飾りもNGです。おとそは避けた方が良いでしょう。


「喪中」の喪に服すということは、身内に不幸ののち、一定期間亡くなった人の死をいたみ、つつましく暮らしていくことを意味します。派手な行動は避けましょうという意味を忘れないことが大切です。



【最後に】

「おせちの作法について」ご紹介しました。現在は従来の喪中期間を過ごしている人はほとんどいないと言われていますが、ご近所の目などもありますし、気を使いますよね?


今回ご紹介したのは、


①おせちやお雑煮、おとそ(お酒)は新年のお祝いとみなされるため、駄目だという意見と、忌明け(四十九日)後なら大丈夫という意見があります。普通の食事として食べるのは問題ない

②初詣は、お寺へのお参りは忌中でも喪中でもOK。神社は忌明けであればOKという神社と喪中はNGという神社があり、神社によって違う

③浄土真宗は、「忌中」「喪中」はなく、おせちなどに正月行事はOK。浄土宗と真言宗は、一周忌が明けるまで、神社への参拝はNG。

④現在は、従来の喪中期間を過ごしている人は少ない。初七日や四十九日が明けると、喪中を解くのが一般的になっている。


などをご紹介しました。是非、参考にして今一度「おせちの作法」を確認してみて下さい。

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