高千穂 秋の風物詩「高千穂夜神楽」とは?
高千穂で秋の風物詩になっている「高千穂夜神楽」。
どのような神事なのでしょうか?
基本的な情報について抑えておきましょう。
高千穂夜神楽とは?
高千穂夜神楽とは、氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる場所にお招きして、一晩中三十三番の神楽を奉納するという神事です。
町内20の集落それぞれの、民家または公民館などで行われます。
秋の収穫が終わった後に感謝と翌年も豊かになるようにと願いをこめて、昔から行われています。
昭和53年に「高千穂の夜神楽」として国の重要無形民俗文化財の指定を受けており、伝統的に受け継がれています。
高千穂夜神楽の起源は、日本神話の中の、天岩戸に籠もった天照大御神の前で舞った天鈿女命の舞だとされています。
その夜神楽は、平安末期から鎌倉時代にかけて成立し、約800年ほど続いています。
江戸時代末、高千穂神社の神職に伝承され、神社で奉納してきたものが、現在は33番という形になり、各地区ごとに伝統が守られています。
間近で行われる神楽にご注目下さい。
高千穂の夜神楽
「高千穂夜神楽」の日程は?
長い間、受け継がれてきた神事「高千穂夜神楽」、やはり一度は目の前で見てみたいですね!
気になる日程について詳しく見ていきましょう!
夜神楽とは、里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、 夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する、昔からの神事です。
例祭日(れいさいび)は集落によって異なり、毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内二十の集落で奉納されます。
高千穂夜神楽の日程と高千穂神楽について
毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内20の集落で「高千穂の夜神楽」は行われていますが、毎日ではなく、見ることができる日は限られています。
毎年10月頃に各集落の祭り日が発表されます。
高千穂町の観光協会のホームページまたは高千穂町の公式ホームページをチェックしてくださいね。
夜神楽は、午後2時頃の宮神楽、道行き神楽(御神幸)、舞入れ、御神屋始めに始まり、夜を徹して33番の神楽を舞い明かしますが、地区によっては多少時間や舞順が変わります。
高千穂夜神楽 公式HP: