津和野の7月の風物詩 鷺舞神事とは?
毎年祇園祭りの日が鷺舞の日と決まっています。
開催日時
渡御:2025年7月20日(日) 16時00分〜(予定)
環御:2025年7月27日(日) 16時00分〜(予定)
開催地:弥栄神社ほか町内各所
鷺舞日程(例年の目安時間)
※2025年より1時間全行程が繰り下がり16:00からの開催となります
毎年祇園祭りの7月20日(渡御)と27日(環御)に町内9ヶ所の昔から定められた場所で舞われ、京都の弥栄神社祇園会から山口へ、山口から津和野へと伝えられました。
行き 7月20日
頭屋前(町民センター) 16:00頃 出発 > 弥栄神社 16:15頃 > 嘉楽園 16:40頃 > 小学校前 16:50頃 > 沙羅の木前 17:05頃 > 古橋酒造前 17:15頃 > 高津屋伊藤博石堂 前17:25頃 > 郵便局前17:35頃 > 吉永米店前 17:40頃 > お旅所 17:45頃 > 頭屋前(町民センター) 18:10頃
帰り 7月27日
頭屋前(町民センター) 16:00頃 出発 > 沙羅の木前 16:05頃 > 古橋酒造前 16:15頃 > 高津屋伊藤博石堂前 16:25頃 > 郵便局前 16:35頃 > 吉永米店前 16:40頃 > お旅所 16:45頃 > 弥栄神社 17:30 > 頭屋前(町民センター) 18:20頃
津和野祗園祭 鷺舞(さぎまい)神事 2010年7月20日 島根県津和野町
鷺舞が伝えられたのは400年もの昔、その後京都発祥の神事ではありますが現在まで消えてしまうこともなく、毎年奉納され続けています。
そんな津和野の鷺舞は国の重要無形文化財にも指定されていて、「津和野の鷺舞」として知られているのも納得ですね。
「日本にただひとつ残る鷺舞」として知られている津和野の鷺舞ですが、津和野の鷺舞神事では津和野の街を練り歩き、その道中で鷺舞を披露するので簡単に見ることが出来ます。
伝統ある鷺舞を一目見ようと、津和野の鷺舞は地元の方だけではなく遠方からもたくさんの観光客が訪れます。
観光としても長い伝統を伝えているという誇りとしても津和野の鷺舞は地元の方にとって大切で、これからも伝えていきたいものなんですね。
参照サイト:


アクセス情報
公共交通機関:JR津和野駅から徒歩で10分
車:中国自動車道六日市ICから車で約60分
そもそも白鷺ってどんな鳥?
「鷺舞」として美しい白鷺が舞うような舞を見ることが出来る津和野の鷺舞ですが、そもそも白鷺とはどのような鳥なのかご存知でしょうか。
白鷺とは名前の通りサギ科のうちでも全身がほぼ真っ白のサギのことであり、厳密に言うと「白鷺」という分類があるわけではありません。
日本ではダイサギやチュウサギ、コサギ、カラシラサギ、クロサギなどの白いサギのことを指し、実は「白鷺」といっても幅も広いんですね。
白鷺の多くは他のサギと同じ場所にいることが多く、栄養豊富な水域でよく見かけることができます。
「水のある場所にはサギがいる」と言ってもいいほど各地に生息しているので、「津和野に鷺舞が伝わっているから津和野に白鷺が多い」というわけでもないんですね。