花粉症と副鼻腔炎、症状は何が違う?頭痛はどのような痛み??
まずは花粉症と副鼻腔炎の症状の違いからです。
どんな症状が花粉症で、どんな症状が副鼻腔炎なのでしょうか?
≪花粉症≫
水のような鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ
≪副鼻腔炎≫
膿のような鼻水、発熱、頬の腫れ・痛み、頭痛、歯痛など
副鼻腔炎の頭痛では、頭が重く、頭のてっぺんにかけての痛みなどがあり、花粉症の時期にハッキリとした頭痛があるなら副鼻腔炎を疑っても良いでしょう。
また発熱もある場合がありますので、風邪と間違えやすいのも難点です。
熱は微熱があれば疑って良いでしょう。
副鼻腔炎の原因、一体何? いつまでこの辛さって続くの?
副鼻腔があるのは、頬下・おでこ・上顎の中です。
副鼻腔は、空気が留まっている空間なので、花粉症を含むアレルギー性鼻炎から細菌が入り込み、感染がおこります。
その結果、副鼻腔の中に炎症が起こってしまうのです。そのため、人にうつることはありません。学校や職場に行っても問題ありませんのでご安心を!
また、花粉症から副鼻腔炎を発症した場合は、急性副鼻腔炎と呼ばれ、抗生物質の服用で1週間程度で治ります。
しかし、中には慢性副鼻腔炎になると3ヶ月以上の長期に渡って悩まされる場合もありますので、気をつけましょう。