てるてる坊主の吊るす場所はココ!てるてる坊主の効果を高めるには?

梅雨・雨

子どもの頃、運動会や遠足の前の日に「てるてる坊主」を作って軒下に飾っていましたよね。晴れたほうが外で遊べるし、雨なんて大嫌いでした。

今では雨の大切さを知っていますが、やっぱり子どもの行事の日は「晴れ舞台」。快晴であって欲しい!そんな「晴れ乞い」にはやっぱり「てるてる坊主」。
正しい吊るし方があるのです。

てるてる坊主の知識を学んで、梅雨の空を綺麗に吹き飛ばしてしまいましょう!

てるてる坊主を飾る場所はココ!

 

てるてる坊主の作り方、顔は必要?何個必要?

子どもの作る「てるてる坊主」には可愛らしい顔が描かれているのがほとんどです。

でも、晴れを願うのなら左目を絶対に描いてはいけないのです。願掛けのだるまと同じように、晴れの願掛けが叶ったときに左目を描くのが正しいやり方。

可能であれば顔自体書かずに「のっぱらぼう」の方がいいです。首吊り状態で吊るすため、顔を書いてしまうとてるてる坊主に怨念が込められるとも言われています。

顔を描きたい!というお子さんには「左目は晴れたら書こうね」と言って、とにかく左目だけは絶対に書かないでください。

正しい吊るし方は?方角は?いつ吊るすの?

方角は太陽からてるてる坊主が見えるよう「南側」に、「晴れてほしい前日に吊るす」が鉄則のようです。

てるてる坊主は晴れて欲しい前日に作り、空がよく見える南側の窓辺に吊るしましょう。

願いが叶ったあとはどうする?

願いごとが叶ったときにだるまの左目を描き込むのと同様に、念願叶って晴れたら、顔や左目を描いてあげます

昔は供養としてお酒を飲ませてあげて、川に流すのが本来の供養方法でした。

しかしながら今の時代、川に流してしまうと自然に還るのは難しい素材もあるので、ありがとうの気持ちを込めて袋などに入れて捨てるのが一般的な方法となっています。

てるてる坊主って効果があるの?いつからはじまったおまじない?

「てるてる坊主」は平安時代に中国から伝わってきた風習で、江戸中期頃には既に飾られていたと言われています。江戸中期頃は今の形ではなく、折り紙人形であったことが分かっています。

てるてる坊主の由来とは?

「てるてる坊主」の歌の3番に「てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ」という童謡らしからぬ歌詞があります。

諸説ありますが、それが、てるてる坊主の由来と言われています。

昔、降り続く雨に人々が困っていると、お経を唱えれば必ず晴れることで有名なお坊さんがいて、人々は殿様の前でお経を唱えてもらいました。

しかし、次の日も雨は降り続けていました。さらに3日経とうが、5日経とうが雨の止む気配はありません。長雨のせいで地盤が緩み、所々で崖崩れが起き、死人も出てしまいました。

作物も腐り果ててしまい、食糧難に陥った村人たちが坊さんを訪ねると、そのお坊さんは呑気に昼間からお酒を飲んでいたのです。

これに怒った殿様はそのお坊さんの首をはねたのです。そして、その首を白い布で包み、空に一番近い場所へ祀りあげました。するとその日の夕方から雨はピタリと止みました。

村人たちは、坊さんの首を清めてから川に流し、丁重にお礼を言ったそうです。

ちょっと怖い話ですね!可愛い「てるてる坊主」を作っている子どもたちは、きっと知らない方がいいですね。

てるてる坊主を逆さにすると雨が降る?雪を降らせるてるてる坊主の飾り方は?

雨が降って欲しいときには、てるてる坊主を逆さに吊るします

童謡の「てるてる坊主」の歌詞に「雨が降ったら逆さまにするぞ」とあるので、雨を降らせたい時は逆さまに吊るすようになりました。

逆さにしたてるてる坊主は呼び名が変わり、「あめあめ坊主」になります。「あめあめ坊主」にしたい時は全部お顔を書きましょう!

「てるてる坊主」も「あめあめ坊主」も雪は対象外のようです。
晴れか雨を願うときにお願いしてみましょう。

てるてる坊主は日本だけ?海外のてるてる坊主事情

海外のてるてる坊主「晴れ乞い」はあるの?

てるてる坊主は中国から伝わったものです。「掃晴娘(サオチンニャン)」と呼ぶ、箒を持った女の子の切り紙が中国版のてるてる坊主です。

掛掃晴娘は晴れを祈願して門にかけるものだったんですね。
女の子がほうきを使って、雨空をお掃除してくれて、晴れにしてくれるなんて、かわいい考え方ですね。

日本ではお坊さんが天気の回復を願う役目だったことから、てるてる「坊主」になったと言われています。

海外では「雨乞い」がほとんど

中国の例のほかに、海外には晴れを祈願する文化はないようです
雨が降るようにお願いする「雨乞い」の方が一般的

生きるために必要なのは、水や作物など雨が必要な物ばかりですから様々な気候も考慮すれば「雨乞い」のほうが自然かもしれません。

そんな雨乞いには、生贄を捧げるような儀式もあります。
タイ北部の村の伝統の雨乞いの儀式は「村民が担ぐ木のカゴに黒猫を入れ、雨の神に雨乞いしながら、猫に水をかけ続ける」という残酷なもの。

猫の虐待につながる恐れがあるとして、なんと「ドラえもんのぬいぐるみ」が身代りになりました。タイではドラえもんが大人気。ドラえもんがひみつ道具で雨を降らすという話があるので、あやかったのかもしれませんね!

【てるてる坊主で、明日天気になぁれ!を叶えよう】

てるてる坊主の由来や歴史を見てみると、可愛い「てるてる坊主」というよりも「御呪い」として受け継がれてきたものという感じがします。内容をまとめますと。

①てるてる坊主の左目を絶対に先に描かない。
②晴れの願掛けが叶ったときに左目を描く。
③太陽からてるてる坊主が見えるよう「南側」に、「晴れてほしい前日に吊るす」が鉄則
④「てるてる坊主」は平安時代に中国から伝わってきた風習
⑤雨を願うときは逆さに吊るす「あめあめ坊主」。雪は対象外。
⑥「あめあめ坊主」には顔を入れる。
⑦海外では雨が降るようにお願いする「雨乞い」が一般的。

正しい作り方や吊り方を守って、梅雨時の行事が晴れになるように祈ったら、きちんとお礼の言葉をかけて供養してくださいね。

よく読まれている記事
梅雨・雨
takatakaをフォローする
フククル

コメント

タイトルとURLをコピーしました