てるてる坊主の吊るす場所はココ!てるてる坊主の効果を高めるには?

5月のお祭り
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てるてる坊主を飾る場所はココ!

てるてる坊主の作り方、顔は必要?何個必要?

子どもの作る「てるてる坊主」には可愛らしい顔が描かれているのがほとんどです。

でも、晴れを願うのなら左目を絶対に描いてはいけないのです。

願掛けのだるまと同じように、晴れの願掛けが叶ったときに左目を描くのが正しいやり方。

可能であれば顔自体書かずに「のっぱらぼう」の方がいいです。

首吊り状態で吊るすため、顔を書いてしまうとてるてる坊主に怨念が込められるとも言われています。

顔を描きたい!というお子さんには「左目は晴れたら書こうね」と言って、とにかく左目だけは絶対に書かないでください。

正しい吊るし方は?方角は?いつ吊るすの?

方角は太陽からてるてる坊主が見えるよう「南側」に、「晴れてほしい前日に吊るす」が鉄則のようです。

てるてる坊主は晴れて欲しい前日に作り、空がよく見える南側の窓辺に吊るしましょう。

願いが叶ったあとはどうする?

願いごとが叶ったときにだるまの左目を描き込むのと同様に、念願叶って晴れたら、顔や左目を描いてあげます

昔は供養としてお酒を飲ませてあげて、川に流すのが本来の供養方法でした。

しかしながら今の時代、川に流してしまうと自然に還るのは難しい素材もあるので、ありがとうの気持ちを込めて袋などに入れて捨てるのが一般的な方法となっています。

てるてる坊主って効果があるの?いつからはじまったおまじない?

「てるてる坊主」は平安時代に中国から伝わってきた風習で、江戸中期頃には既に飾られていたと言われています。

江戸中期頃は今の形ではなく、折り紙人形であったことが分かっています。

てるてる坊主の由来とは?

「てるてる坊主」の歌の3番に「てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ」という童謡らしからぬ歌詞があります。

諸説ありますが、それが、てるてる坊主の由来と言われています。

昔、降り続く雨に人々が困っていると、お経を唱えれば必ず晴れることで有名なお坊さんがいて、人々は殿様の前でお経を唱えてもらいました。

しかし、次の日も雨は降り続けていました。

さらに3日経とうが、5日経とうが雨の止む気配はありません。

長雨のせいで地盤が緩み、所々で崖崩れが起き、死人も出てしまいました。

作物も腐り果ててしまい、食糧難に陥った村人たちが坊さんを訪ねると、そのお坊さんは呑気に昼間からお酒を飲んでいたのです。

これに怒った殿様はそのお坊さんの首をはねたのです。

そして、その首を白い布で包み、空に一番近い場所へ祀りあげました。

するとその日の夕方から雨はピタリと止みました。

村人たちは、坊さんの首を清めてから川に流し、丁重にお礼を言ったそうです。

ちょっと怖い話ですね!

可愛い「てるてる坊主」を作っている子どもたちは、きっと知らない方がいいですね。

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