もうすぐ桃の節句・お雛様!保育園児に「先生、お雛様ってなぁに?」と聞かれたら
お雛様について、お子さんにわかりやすくお話しするのであれば、「大きくなるまで、みんなが元気で健康にいられますようにって、思いを込めたお人形さんがお内裏様とお雛様なんだよ。桃の花には悪いものを追い払ってくれる力があるんだよ」ということを教えてあげて欲しいですね!
小さなお子さんは好奇心がいっぱい!
さらに「どうして?」と説明を求められたときのために、お雛様のルーツや桃の花の意味を説明しますね!
お雛様のルーツとは?
お雛様のルーツは中国渡来の「上巳(じょうし)」の節句です。
中国で3月3日に、紙や藁でつくられた「人形(ひとかた)」を使って水辺にて身を清める習慣が日本でも行われるようになりました。
この人形信仰が今日の雛人形の基礎となります。
平安時代には人形に厄を移して川に流す「流し雛(ながしびな)」も誕生しました。
昔は医療や衛生状態の未発達により、成人する前に命を落としてしまう子どもたちが今では考えられないくらい多かったので「無事に成人するまで健康でいられますよに…」と祈りを込めて、厄払いをしたのです。
その延長としてお人形に厄払いや御守りの意味をこめ、人の心や思いを形にする事で、今日の雛人形が作られています。
お人形に込める思いはいつの世も、子供の健康と将来の幸せです。
桃の花を飾るのは?
桃には魔よけや厄除けをしてくれる力があるといわれています。
なので、女の子が健やかに成長するようにとの願いが込められて「ひなまつり」に飾られるようになったといわれています。
保育園児と作ろう!桃の花製作アイデア3選! その1:桃の花の折り紙
ひな祭り(桃の節句)の飾りにぴったりの、かわいい春の花の折り紙です。
1枚で簡単に折れるので、子供でも作ることができます。
枝を一緒に折ってたくさんの桃の花を付けると、とても豪華で華やかな仕上がりになります。保育園の壁を梅の花で彩ると素敵ですね(製作時間約20分)
必要なもの
・折り紙
桃の花 1枚 (7.5cm × 7.5cm)
枝 2枚 (15cm × 15cm)
・ハサミ
・のり
【折り紙】桃の花の折り方【音声解説あり】Origami Flower Peach Tutorial