お正月に作った「筑前煮」の賞味期限は?
お正月に作る筑前煮も普段の物と変わらないですが、家族が多いと筑前煮の量もかなりのものですよね。
大鍋に一杯作る家庭も多いんじゃないでしょうか?
そんな筑前煮は、鍋に入れたまま保存する人もいるでしょう。
室温が10℃以下であれば、それでも問題ありません。
朝と夕方に2回火を入れれば、3~5日は持つと思います。
一番良いのは、タッパーなどにいれて冷蔵庫で保存する方法です。
これなら、6日間くらいは大丈夫でしょう。
冷凍保存もできますが、こんにゃくや人参などが冷凍すると食感が悪くなるので、あまりおすすめできません。
どうしても冷凍保存したい場合は、こんにゃくは取り除くようにしましょう。
美味しい「筑前煮」の作り方 | 私の好きな根菜料理
そもそもなぜ、お正月(おせち)に筑前煮を食べる?
筑前煮なのですが、お正月に食べる際は、七宝煮という名前で呼ばれることも多々あります。
野菜の切り方に特徴があります。
人参やレンコンを花の形に切るのが最大の特徴です。
人参やレンコン、しいたけ、タケノコ、こんにゃく、鶏肉、里芋、ごぼうが入っています。
さて、筑前煮に入っているそれぞれの具材には、いろんな縁担ぎがなされています。
レンコンは穴があるので、将来が見通せるようにとの意味が、里芋にはたくさんの芋ができるので、子孫繁栄を願っており、ごぼうは根を張ることから、家が長く続くようにとの願掛けがなされています。
しいたけは神様へのお供えものの定番ですし、こんにゃくは、手縄の形に作ります。これが己を厳しく戒め、心を鍛えるという想いが詰まっています。
タケノコは成長が早いことから、子供の順調な成長を願って、筑前煮に入れられています。
あえて手間かけてうまい筑前煮を作ろう!